お母さんをやめる。

 いろんな自分を認める。
言葉は美しいけど、実際は泥臭くて血みどろで地味な作業だ。

 ・私にもこんなすごいところがあったのか。
 ・ちっちゃく見積もってたけど、すごいやん。
 ・こんなによく頑張ってきたなぁ。
 ・嫌いなあの人は、この事を気づかせるために存在してたんだ。

 って気づけたときは、涙で前が見えなくなったりする。

 そしてあるときは、、
  ・うわー!これ無理な私やん。
  ・絶対になりたくない私やん。

と、七転八倒したくなるものもある。
違う意味で前が見えなくなったりする(絶望という)


 今日はどっちかというと、七転八倒のお話。長いよ。

 子どもがテレビを見て、夫もくつろいでる。そんな中、自分だけがバタバタ家事をしている。迎えに行った後、当たり前に公園へ連れて行けと言う。こっちを見てと全力で体当たりしてくる。

 しんどいけど、やりたくない日もあるけど、お母さんだから仕方ないと思っていた。ちゃんと家庭を守らなければ。だから頑張ろうって。

 腹立つけどしゃーない。

 でも、ほんとはどっかでわかってた。しゃーないの奥を見たくなかっただけ。
だからしゃーないってことにして、忙しくて余裕がなくなるからイライラするんだ。そう思うことにした。
 
 イライラしないように忙しくならないように、子どもが小さいことを理由に、いろんなことをセーブしてきた。

 でもある時から、子どものペースに合わせてる自分にどうしようもなくイライラしだした。
 
 家族で出かけると「絶対にこのお店には行く」とわざわざアピールしてたのは
“子どもと一緒だと自分を優先してはいけない” というマイルールがあったからだと今ならわかる。

 またある時は、子育てと仕事のバランスが取れててすごいよねって言われるたびに、はぁ!?って思ってた。 “そりゃそうだろ、私ガマンしてるもん。” 何のガマン?ってな。

 そう。結婚したら、子どもができたら、自分のしたいことはガマンすべき。子どもに合わせるべき。
というルールがあった。

 それでも、仕事をしたり遊びに行ったりしたいわけよ。自分の中にある罪悪感とずっと戦ってたね。それに疲れて、忙しくならないようにセーブして家事も子育ても頑張ってた気がする。

 子どもは可愛いのに、子育てほんと向いてないなーって思ってた。

 話は変わって、あるときムクムク湧き上がる想いにOKを出した。

 やっぱり私は今してる仕事が好き。
仕事のない人生なんて考えられない。 
 
 私が幸せで楽しく生きることが家族への幸せにもなるなら、
自分を生きることと家族との両立ができないはずがない。

 今の自分にあったやり方を探すぞ。

 子どもには私の生き様を見てほしい。

 私にならできる。

 そしたらこの数ヶ月、仕事が忙しいのに比例して、しゃーないの状況が増えてきた。もうイライラMAX笑

 いよいよ、しゃーないの奥を見なくちゃ。
結婚したら、子どもができたら、自分のしたいことはガマンすべき。子どもに合わせるべき。というルールを手放すときが来た。

 これは私にとっての理想のお母さん像であり、
ずっと大切にしてきた理由は、他ならぬ我が母のやり方だったから。

 お母さんが私たちにしてくれてたようにやらなくちゃ。
そうじゃないと、ガマンしてやってきてくれた母の人生を否定してしまう。

 ガマンこそ美徳。母のやり方が間違っていたと思いたくなかったらしい。
ではなく、きっと母も祖母からこのやり方が正しいと教わってやってただけ。それしかないと思ってやっていたけど、もし他の方法も知ってたら母のやり方でやってただろう。

 だから私は、私や今の家族に合った違う方法を探していこう。
同じじゃないからと言って、母を否定するわけじゃない。

 理想のお母さん像なんて、くそくらえ。
見張ってばかりじゃなくて、子どもと一緒に遊んだり、ムダをたくさんやっていきたい。

 どんな私だったら、イライラせず、子どもと同じ目線で楽しめるか?
どうやってくかはトライ&エラーで、少しずつ決めていけたらと思う。

 
 公衆電話から電話したいって、自宅と携帯にそれぞれ通話中。
なんてムダなことを・・・って言いそうになったけど、ムダかどうかは子どもが決めることだな。
 それにしても今の子って、テレホンカード知らないんだよね。


 12月からスタートしている、ハピネスフォースメソッド・ベーシックコース。
オンライン、対面、と合わせて4コース開催中です。

「自分も受講生になりたい♡」とアシスタントさんから言われるほど充実したコース。これって最高の褒め言葉だよね。

 5講には、物事の捉え方を変えるミラクルクエスチョンを学ぶ。その場だけで終わると意味ないから、次の6講までの期間(2週間~1ヶ月間)グループでワークをやってるのね。
 毎日続けるから落とし込めるという想いがあるから、強制じゃないと言いながらほぼ強制でやってるw。(まだやってないコースもあるから待っててね^^)
 
 受講生さん同士でワークする中で、私はちょっとフォローするだけ。皆さんお忙しいながら、毎日どこかしらで時間をやりくりして回答されて、だんだんとええ感じになってきた。
 
 あるコースでは、このワークがもう練習の枠を超えてちょっとしたカウンセリングになってて、自分を知るのってこんなに楽しいのねー!って言ってた。

 私もすごく嬉しい(・∀・) だってほんとに面白いのよ、自分を知るって。
こんな風に思い込んでたこと、あんな風に捉えてたこと、自分の思い込みだったのか!って気づけるだけで目の前の景色がスッキリ広がって感じるから。

 で、このスキルは、カウンセリングの時にもめっちゃ使う。これがマスターできたら、答えは自分の中にしかないんだなって、誰に相談することもないって気づけるよ。

 私も、自分の悩みをお題としてこのワークに参加してるんだけど(入ってるんかいw)
言葉を入力してる間に、ああこれが解決やなってわかっちゃうときもあれば、皆さんからの答えでハッと気づけることもあって、楽しませていただいています。それがさっきのやつね。

 皆さんの修了時の清々しさも、ぜひここでまたご案内できたらいいなー!って思ってます(・∀・)

お楽しみにーーー♪


 自分の土台を創ろう!!
また新たにパワーアップした内容で、夏には新規募集する予定♡

ハピネスフォースメソッド・ベーシックコース

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レポート【ダシとおむすび/心と身体に染み入るお話会】 

 12月に開催した、【ダシとおむすび/心と身体に染み入るお話会】 のレポートです。

 今回お集まり下さったのは、調香師・シェフ・セラピスト・だしソムリエ・カフェオーナーと、そうそうたるメンバー。めっちゃ緊張した(・∀・)

 上手にわかるように伝えなきゃって五秒ほどw思ったものの、どんな方が来られても、私なりにダシの面白さと美味しさを伝えるだけだしね。と、切り替えてからはいつも通り、楽しく終えました。

 伺ってみると、ダシは取ったり取らなかったり。これで合ってるのかな?と確認に来られた方や、この講座のあとダシを取るようになったってお声もいただきました。こういうのって嬉しいですね。

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(昆布・鰹節・椎茸・煮干しの利きダシ)

(それぞれの素材を実際に手にとって五感で感じていただいています。)

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 徳島で活動中・だしソムリエ河口晶さんともお話しました。ダシの美味しさや手軽さがどんどん広がるには、伝えているもの同士が繋がるって大切なことですね。
 河口さんのwebサイト→
 だしキッチンまんまる
 
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 香りのお話しを教わりました。香りは記憶と繋がっていて、快・不快をかぎわける本能的なもの。どんな香りがするのかを言語化するのって、右脳左脳をフル回転させることなんだそうです。

 右脳の記憶は莫大なんですね。左脳は言語を司るわけだけど、記憶量としては右脳には劣る。香りのイメージは記憶をたどる右脳にあり、左脳で言葉としてまとめるということです。人間って面白いなぁ。

 茶言葉のことも、どさくさ紛れに相談してみました。実は一番聴いてみたかったw
 
 まず、お茶は快の香りなんだそうです。茶言葉で使う中国茶は、ほとんどの方が初体験の香りです。それを今までの記憶の中で一生懸命たどろうとする。左脳を使って言語化させるというのは、香りを楽しむのにとても良いと言って下さいました。

 教えて下さった調香師の和泉さん「着る、かおり」のクラウドファンディングをされています。
 クラウドファンディング 記憶に残る、香りをまとう。芸術家が生み出す、新しい香水「着る、かおり」

 【茶言葉・魂の声を聴く中国茶会】、今年は対面ででも広げていきますよー。

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 話は戻って、おむすびは三角ものをおむすびと言います。真ん中をくぼませ、外側はしっかり、口に運ぶとほろっとほどける、というのが美味しいおむすびの作り方です。

 

 塩だけでむすぶと、素材の味がぐっとわかりやすくなります。シンプルでいて最高の美味しいおむすびができました。

 おむすびには、古事記にまつわるお話しもあるんですよね。

(ご自身のおむすびを作っています。)

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 ダシもおむすびも本当にずっと前から身近にあって私達を支えてくれているもの。
まだまだ他にもたくさんあると思うけど、その中でも私はダシに注目しています。

  ダシの素材から、自然を感じることができるからです。
  自分が、自然の一部だと感じることができるからです。

 ダシとおむすびは、ずっとずっと私達の心と身体の土台を創ってくれていました。
ダシの香りに癒やされ、大切にされていたことを思い出す方も多いのでは無いでしょうか。
おむすびは日本人にとって第一チャクラを刺激します。私達が大地に根付き、今・ここにいることを身体で感じることができます。

 ダシとおむすびから、日本人が自然からもらっている叡智を感じてみませんか?

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 会場となる、森のオト。さんは、雰囲気が落ち着いていて、それでいてワクワクする、大人の隠れ家のようなカフェです。

 森のオト。(淡路市里573-6上ル) http://kozora.cafe.to/info 

 次回の開催は1月29日(月)です。
 danに載せてもらったおかげか、お問い合わせたくさんいただき、残席4名様になりました。

 

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【ダシとおむすび/心と身体に染み入るお話会】の詳細は、こちら↓

詳細はコチラ

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【お知らせ】新年からはじまるダシ生活・特集掲載されました。

淡路島を中心とした毎月1回発行のフリーペーパー“dan(ダン)”さんより取材をうけました。

“新年からはじめる・だし生活” 特集掲載していただきました。

【掲載内容】は
・ダシについて
昆布・鰹節・椎茸・煮干しのダシ食材の紹介、ダシと味覚の五味との関係などをお話ししています。

・ダシを使ったレシピ
昆布と煮干しを使った、煮物・味噌汁・いりこ酒のレシピを提供しています。

割烹着で撮影スタート。

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今年スタートしたダシcafeから淡路島内でのご縁が広がり、今回の撮影となりました。

一緒に取材を受けた、海産物問屋・出口商店さんとの出逢いもそうでした。

撮影場所は、国登録有形文化財でもある春陽荘さん とっても素敵な場所です。日本文化を大切にする活動・体験プロジェクトも数多くされています。

以前、こちらの家主さんもダシCafeにお越しいただいたことも。淡路島にもダシが広がる実感

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着付はずっとお逢いしてみたかった 喜MONO・フタツキさん

アンティークの着物がとっても素敵!今年は戌年ということもあって、ワンちゃんの着物を用意してくださいました。
ヘアメイクのマリコさんと一緒に。

淡路島全域・全紙の新聞に折込・一部店舗にて、51,000部発行されています。我が家にも若干あります。ご希望の方はお送りしますよ。

webサイトではこちらから。淡路島を楽しむアレヤコレ。danweb

今回の取材・撮影とに関わって下さった皆様、ありがとうございました。密かに憧れてた “着物でダシを引く” という夢が思いがけず叶いました。

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【意外と簡単で美味しい】日本全国/地域に沿ったダシのお話しています。ご興味のある方はお問い合わせください。

ご感想やお問い合わせは、こちら↓

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ダシにこだわる理由

 私がダシにこだわっている理由は、美味しいから・子どもに喜ばれる・日本人だから・・・と、いろいろあります。日本人にはDNAにダシのうま味は刷り込まれているはずですし、嫌いな人はいないと思います。

 鰹節の香りに惹かれ
 昆布の安定感に助けられ
 椎茸でちょっとしたスパイスを
 煮干しで日常を補う

(なんか恋愛みたいだなw)

そんなわけで、ダシ料理を日々提案しているわけですが、実は、これらの理由って後付けでした。

ずばり。

本当は、料理が苦手だから( ;∀;)

 私ね、24歳で栄養士の学校に行くまで本当に料理ができませんでした。なんせ初挑戦したカルボナーラがまずすぎて、無理やり食べさせられた弟は今でも苦手だろうと思うんです。(初めて食べるものがまずいと、その後ずっと嫌いになる可能性は高い( *´艸`) ごめん)

 今ではマシになりましたが、バイトでキャベツの千切りをすれば、「お好み焼きでも作るんか?」と笑われるし( ;∀;)

 いまだに、盛り付けとか彩りとかテーブルコーディネートとかあまり得意ではありません。だから、インスタグラムで綺麗な料理をアップしている人を見たりするとモヤっとするし、お弁当がめちゃ綺麗だったりすると、もう嫉妬の嵐w

 あえて言い訳をすれば、今までは、目に見えるところの部分よりも、根っこの部分。つまり、どんな素材でできてるのか?とか、味がおいしいのか?とか、そもそもの土台のところが気になっていたんです。

 それで、なんでダシなのか?ということなんですが、こりゃもう、ずばり。

ダシの料理って、時短料理の頂点

だと思うからです。

 “料理が苦手” の部分をもっと細かく見ていくと、いつでもどこでもじゃないんですよね。ある精神的状態のときに、「キーーー!!料理なんて嫌い!!苦手!!(# ゚Д゚)」 となっていることに気づきました。

 皆さんもこんな経験ありませんか?
 
 ・お腹すいたって騒がれる。
 ・自分も座ってゆっくりしたいのに、食事を作らなきゃいけないとき。
 ・何も下準備ができていないとき。
 ・冷蔵庫に何もないとき。
 ・メニューが決まらないとき。

それは、いわゆる 

自分が疲れているとき・時間に追われているとき

 なのでした。

 ってことはですよ、これはあくまで可能性の話ですが、その逆をしてみたらいい。
お腹のすいていないとき、疲れていないとき、時間もゆっくりしているとき、食材も豊富にあって、何を作るか決めているとき。このときにも、やっぱり “料理が苦手” だと思えば、きっと本当に苦手なんでしょう。無理に作ることは無いと思います。お惣菜買ってきたり、出前とったり、外食したりして、料理に使ってた時間を、自分のために使えばいい。

 反対に、“あれ?料理って面白いやん。なんて楽しいの!!喜んでもらえてめっちゃ嬉しい!” と思う方は、きっと忙しかったり疲れたりしすぎてて、料理の順位が低すぎただけなんですよね。
 
 私も、じっくり料理に向き合うのがとても好きなんです。時間に追われて作るのが嫌いなだけで、だから苦手だと思っていただけでした。

 だから、安心してください。母親なのに、料理がちゃんとできないなんて責める必要なんてありませんよ。むしろ、時短料理を駆使してまで、料理を作ってるわけですから。ほめてあげてください。すっごく頑張ってるんですよ。

 よく趣味で料理してくれるパパさんなんてめっちゃ時間かけて休みの日に作るじゃないですか。あんなイメージです。毎日そんな感じで余裕もって料理したいけど、そういうわけにもいかないから、そこでおススメしたいのがダシ料理なのです。

 彩りも気にせず、味だけで勝負できる。間違いなくみんな好き。そして美味しい。これ以上ないくらいの的中率です。これ好きかな?なんて迷う必要がない。しかもそれが三分でできてしまう。ダシって時短料理の頂点なんです!!

 こちらもご参考に。人気記事です。
家庭でプロの味!5分でできる蕎麦ダシ

働くママさんへ。一汁一菜から始めよう

 そして、私は、彩りやコーディネートやお弁当上手の方を見習って(ぱくって)少しずつ上手くなっていきますね。モヤっとしたり嫉妬したりってのは、自分にもできるよっていうサインなんだよね。今になって向き合えるようになってきました。ご期待あれ♡

 忙しく時間に追われて料理をする。そんな毎日がちょっとしんどいなーと感じる方へ。一度、料理に・自分に向き合ってみませんか? 先日の記事に書いたレッスン。 時短料理で料理が嫌いになりそうな方へ 11月28日(火)に開催します。

 やっつけ仕事で料理してた方にはぜひ一度、料理と自分に向き合ってもらいたい。きっといろんな発見ありますよ。

 また詳細は後日お知らせしますね。
 

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ダシを取ることは本当に難しいのか?

 【ダシCafe・今さら聞けないダシの引き方体験教室】が淡路島で期間限定スタートしています。大阪でもたまに開催していましたが、今回のように毎月2回することも、ワンコイン500円ですることも初めてです。我ながらいろいろ思い切ったとドキドキしてますが、淡路島で広がっていくことが目的です。スタートの時間は決まってますが、どなたでも何度でもCafeのように気軽にご参加下さい。

 ところで、ダシを取ることが難しく感じている方って数多くいらっしゃっるんですよ。実際にダシ講座を受けられた方でも、後から聞くとそう思っていた方が多いようです。

 今回は、ダシは難しいとなぜ思ってしまうのか?を一緒に考えてみようと思います。

◎ なぜ難しいと思ってしまうのか?

 ダシは料亭や外食でしか食べられないもの、プロの料理人にしかできないと思い込んでいる方、「本に載ってるようにやったのに上手くいかない」というお声もいただいたこともあります。

 でもね、結論から言うと家でできます。昔は、家庭でそれぞれ料理を作って、当たり前のようにダシをとっていたんですもん。今の私たち世代に出来ないはずが無いと思いませんか?実際、ご家庭で当たり前にダシをとっている方に、私がこういう活動をしていると話したところ、「それが仕事になるんかいな」って驚かれてしまいました笑 それくらい自然なことだったんですね。

ただ、知らなかっただけ。

だったんです。

◎ ダシを取ることを難しく思わせているものは何か?

 まず、“ダシ” というと、どんなイメージがあるでしょうか。

  • 美味しいし、安心する、でも難しそう、大変そう・・・でも気になる。
  • 自分の身体のため、大切な人のためにダシのお料理を作ってあげたい。私にもできるのかな?

といったところでしょうか。きっとこのサイトを見に来て下さってる貴女にも、思い当たるところがあると思います。

 確かに、難しそう・大変そうに思い込ませるような情報も多いので、そう思うのも仕方が無いのかもしれません。
和食の料理人さんが白い帽子をかぶって、難しい顔で昆布や鰹節を引き上げるタイミングを伺ってるような場面を見られたことはないでしょうか? ああいうのを見ると、難しそうだしやっぱプロにしか出来ないよねって思ってしまいますよね。とは言え、あれは決してパフォーマンスではありません。
お店ではいつも同じ味を提供しなくてはいけないこともあって、昆布を引き上げる温度、沈んだ鰹節を引き上げるそれぞれ違うタイミングを、見計らっているからなんですね。

 ダシって難しそうと思ってた方は、

イメージだけで思い込んでだだけかも

しれませんよ。

◎ 難しい、自分にはできないと思っていたことが出来るようになると?

 難しい、大変、できない、と思ってたことが出来るようになったときほど、嬉しさの伸びしろはすごいんですよ。実際そう感じられた方をたくさん見てきました。自分にも出来た!というパッと明るく輝いた目こんなに簡単にできるんだ!というワクワク感、美味しいと言ってもらえた!と報告してくれるときの、嬉しいお顔も見るたびに私も幸せな気持ちになります。きっとこれは私の使命なんだと思っています。

 さらに言うと、ダシは材料さえ揃えば、3分でできます。インスタントラーメンと同じ時間でできてしまうのです。それなのに、大変・難しい・と思う方が多い。もしかしたら、やったこともないし、それまでの前準備が必要で使い方がよくわからないから、食わず嫌いのようになっているんじゃないか?という仮説を立てているんです。

 どんなことにも言えることですが、できないことができるようになると

自分の自信に繋がります。

◎ ダシの素材を活かしたうま味を引き出すポイント

 「本に載っている通りにやったのに上手くいかない」のは、原理原則を知らないからということも考えられます。
実は、ダシの素材(昆布・鰹節・煮干し・干し椎茸)ごとの、うま味の引き出し方が素材によってそれぞれ違います。今回はダシ講座でお伝えしていることを載せてみます。ぜひ参考にしてみて下さいね。

  • 水から引き出す・・・昆布、煮干し、干し椎茸
  • 沸騰直前のお湯から引き出す・・・鰹節

 いかがでしょうか? もしかしたら、上手くダシの味が出なかったという方は、ここが曖昧だったかもしれません。うま味を引き出せるポイントがそれぞれ違うと理解できたら、美味しいダシが引けます。

 今回は、“ダシを引く” というと難しいイメージがあるようなので、あえて “ダシを取る” という言い方をしています。厳密には取ると引くは違うんですが、これはまた別の記事でご紹介しますね。

やったことない、もしくは上手く出来なかったということがあって、ご自分でハードルを上げてしまっていただけだと気づいて下さったら嬉しいです。

 お家で簡単にできるダシの取り方をお伝えしながら、ダシの素材を活かす方法・うま味について、味覚と五味の関係などもお話します。【ダシCafe】にご参加くださったお家の夕食はダシのお料理になること間違いなし!ダシをとってみよう!と思っていただけるはずです。五感を通してダシのすばらしさを体感していただける【ダシCafe】です。

 前回のレポートはこちらから。【レポート】ダシCafe

 特にこういった方にはぜひ!【ダシCafe】へお越しいただきたいです。

  • かわいい我が子に、ホンモノのダシを食べさせてあげたい方
  • ダシって難しいんじゃないの?とハードルを上げてしまっている方
  • 以前チャレンジしたけど上手くいかなかった方
  • ダシのお料理って時短ってほんと?って疑っている方
  • 今年こそ顆粒ダシを卒業したいと思っている方

 毎月第2金曜日・第4月曜日と開催しています。お会いできますこと楽しみにしております。

【レポート】ダシCafe・今さらきけないダシの引き方体験講座 | 遊楽食房

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【ダシCafe・今さらきけないダシの引き方体験講座】の詳細は、こちら↓

詳細はコチラ

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