ごはんと言えば、日本人のソウルフードです。
ごはんは、“御飯” と書きます。
“飯” の前に、“御” がついて “御飯”です。
お米も “御米” が本来の書き方なんですって。
神棚に供えるのは、お米・塩・水・お酒 です。だから、お膳を整えるときには、尊い左側に御飯を置き、右側に汁物を置くんですね。知ってましたか?
農耕民族である私達日本人は、お米を育てる気候・環境に恵まれています。神様に豊穣を願い感謝して頂くというのがお米なんですね。
日常生活においては、パンやパスタ、うどん、などでお米を食べる量が昔よりもだいぶ減ってしまいましたが、それでもやはりお米は欠かせません。カロリーは同じくらいですが、腹持ちが全然違います。お米は粒状で消化吸収に時間がかかり、血糖値の上がるのも緩やかです。長年食べ続けてきたお米は、やはり日本人の体質に合っています。
便秘に悩まれる方には、腸内で泥状になりやすく消化が早いパンやパスタ、うどんなどの粉状のものよりも、お米をオススメしたいですね。欧米人に比べると腸の長さの長い日本人は、それだけ腸内に滞在する時間も距離も長いのです。
私は、【ダシの引き方が、いかに簡単にできるか】【美味しさ】【日本人にとっていかにダシが大切か】について伝えているわけですが、結局のところダシが上手に引けるようになったり、大切さがわかった先に何があるかというと、すべてはごはんのためにあるわけなんですね。ダシはごはんの最高の名脇役だと思っています。
ごはんは、もちろんそのまま食べても美味しいわけですが、やはりおかずが欲しいところ。
“ごはんのお供” と言えば、何を思うでしょうか?
明太子、漬け物、卵、納豆、ちりめん、しぐれ煮などなど・・・お家によっていろいろですよね。中でも、一番てっとり早くパパッといただけるのは、ふりかけではないでしょうか。
我が家では、市販のふりかけも使いますが基本的にはこのお手製ふりかけを使っています。
このふりかけ、実はアレンジ多彩で、ごはんの上にふりかけるのはもちろん
- お椀にこのふりかけと味噌を入れ、お湯を注ぐと簡単に味噌汁ができます。
- 大根サラダの味付け
- 煮物にひと味プラスしたいとき
- 冷や奴にもパラパラッとかけます。
ね、便利でしょ。
しかも、作り方も超簡単!混ぜるだけです。試してみて下さいね。
【我が家のお手製ふりかけ】 の作り方はこちらです。
粉の鰹節、青のり、黒すりごま、塩、砂糖
を入れて、シャカシャカ混ぜるだけ。
塩味は好みで調整して下さい。砂糖はコクが出ます。
これ以外には、乾燥したパラパラしたものなら何でも合います。エビ・きなこ・煮干粉・昆布粉もいいですね。
日本の恵みがたくさん入った、お手製ミネラルふりかけです。
車で例えるなら、カロリーはガソリン・ミネラルはエンジンオイルです。車はガソリンだけでも走るけど、エンジンオイルも必要ですよね。なんか元気ないな、だるいなと言う方には、ぜひミネラルを摂ってもらいたいです。
ご感想やお問い合わせは、こちら↓
【3月開講予定の講座】
● ツシマミチコと行くダシ素材&調味料買い出しツアー
3月2日(木)・3月23日(木)
● みんな違って楽しい手前味噌作り
3月7日(火)・3月9日(木)・3月14日(火)・3月17日(金)
● ダシCafe 今さら聞けないダシの引き方体験教室
3月10日(金)・3月27日(月)
● 神話からのメッセージ
3月18日(土)
● 茶言葉セッション
3月31日(水)