レポート【ダシとおむすび/心と身体に染み入るお話会】 

 12月に開催した、【ダシとおむすび/心と身体に染み入るお話会】 のレポートです。

 今回お集まり下さったのは、調香師・シェフ・セラピスト・だしソムリエ・カフェオーナーと、そうそうたるメンバー。めっちゃ緊張した(・∀・)

 上手にわかるように伝えなきゃって五秒ほどw思ったものの、どんな方が来られても、私なりにダシの面白さと美味しさを伝えるだけだしね。と、切り替えてからはいつも通り、楽しく終えました。

 伺ってみると、ダシは取ったり取らなかったり。これで合ってるのかな?と確認に来られた方や、この講座のあとダシを取るようになったってお声もいただきました。こういうのって嬉しいですね。

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(昆布・鰹節・椎茸・煮干しの利きダシ)

(それぞれの素材を実際に手にとって五感で感じていただいています。)

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 徳島で活動中・だしソムリエ河口晶さんともお話しました。ダシの美味しさや手軽さがどんどん広がるには、伝えているもの同士が繋がるって大切なことですね。
 河口さんのwebサイト→
 だしキッチンまんまる
 
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 香りのお話しを教わりました。香りは記憶と繋がっていて、快・不快をかぎわける本能的なもの。どんな香りがするのかを言語化するのって、右脳左脳をフル回転させることなんだそうです。

 右脳の記憶は莫大なんですね。左脳は言語を司るわけだけど、記憶量としては右脳には劣る。香りのイメージは記憶をたどる右脳にあり、左脳で言葉としてまとめるということです。人間って面白いなぁ。

 茶言葉のことも、どさくさ紛れに相談してみました。実は一番聴いてみたかったw
 
 まず、お茶は快の香りなんだそうです。茶言葉で使う中国茶は、ほとんどの方が初体験の香りです。それを今までの記憶の中で一生懸命たどろうとする。左脳を使って言語化させるというのは、香りを楽しむのにとても良いと言って下さいました。

 教えて下さった調香師の和泉さん「着る、かおり」のクラウドファンディングをされています。
 クラウドファンディング 記憶に残る、香りをまとう。芸術家が生み出す、新しい香水「着る、かおり」

 【茶言葉・魂の声を聴く中国茶会】、今年は対面ででも広げていきますよー。

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 話は戻って、おむすびは三角ものをおむすびと言います。真ん中をくぼませ、外側はしっかり、口に運ぶとほろっとほどける、というのが美味しいおむすびの作り方です。

 

 塩だけでむすぶと、素材の味がぐっとわかりやすくなります。シンプルでいて最高の美味しいおむすびができました。

 おむすびには、古事記にまつわるお話しもあるんですよね。

(ご自身のおむすびを作っています。)

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 ダシもおむすびも本当にずっと前から身近にあって私達を支えてくれているもの。
まだまだ他にもたくさんあると思うけど、その中でも私はダシに注目しています。

  ダシの素材から、自然を感じることができるからです。
  自分が、自然の一部だと感じることができるからです。

 ダシとおむすびは、ずっとずっと私達の心と身体の土台を創ってくれていました。
ダシの香りに癒やされ、大切にされていたことを思い出す方も多いのでは無いでしょうか。
おむすびは日本人にとって第一チャクラを刺激します。私達が大地に根付き、今・ここにいることを身体で感じることができます。

 ダシとおむすびから、日本人が自然からもらっている叡智を感じてみませんか?

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 会場となる、森のオト。さんは、雰囲気が落ち着いていて、それでいてワクワクする、大人の隠れ家のようなカフェです。

 森のオト。(淡路市里573-6上ル) http://kozora.cafe.to/info 

 次回の開催は1月29日(月)です。
 danに載せてもらったおかげか、お問い合わせたくさんいただき、残席4名様になりました。

 

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【ダシとおむすび/心と身体に染み入るお話会】の詳細は、こちら↓

詳細はコチラ

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