先日、面白いイベントに参加してきました。
開催の2週間くらい前にfacebookで知って。
わ!面白そう!
その場所にいるイメージがすぐ浮かんだ。
即座に
“お茶の淹れ方体験” にしよう♬
と決めた。
淡路島でもこういうのできないかな★
とにかくどういう感じなのか行ってみよう。
夢みる小学校の上映会も行われる。
一瞬で、直観で、参加する事を決めたものの・・・日が近づくにつれ不安要素がたくさん出てきて直観を邪魔するの。意識の抵抗か。実に面白い。
そんなわけで、不安要素を書き出してみた。
・お茶淹れに興味があるのか。
・どんなお茶を淹れるのか
・どんな部屋に配置されて、設備は何があるのか
・駐車場が無いかも、あっても遠いとか
・どんなレイアウトにしたら、目に留まるのか
・1人じゃとてもじゃないけど無理
そもそもの話。。。子どもが、お茶にどのくらい興味を持ってるのか?
ご家庭に急須の無いところも多く、ペットボトル・ティーパックが当たり前の時代。そういや紙の急須なんてのもあるらしい。家庭科の教科書にお茶の淹れ方が載ってるのも衝撃的。
一番大切なのは、好奇心旺盛の子どもに、お茶へ興味が向くにはどうしたらいいか。何のお茶を選ぶかがポイントだと思った。抹茶は専門外。煎茶にするか。紅茶も烏龍茶もいい。最後まで迷った。
煎茶を候補にしたのは、中国茶よりも低い温度で美味しく淹れられる。火傷の心配もない。うま味も多い。何よりも日本って感じだ。日本のお茶を伝えたいというのが根底にある。
でも、烏龍茶のあの香りを体感してほしい。中国や台湾にもあるけど、日本にもこんなに美味しいお茶があるってことを伝えたい。
火傷するかもの部分は、大人が手伝って淹れることにしたらいい。
私は、お茶を通して何を伝えたいか。
喜びと発見があってほしい。
美味しく楽しい想い出として残って欲しい。
・どんなお茶を淹れるのか ⇒ 国産烏龍茶に決定。
・どんな部屋に配置されて、設備は何があるのか ⇒ 担当の方に尋ねる
・駐車場が無いかも、あっても遠いとか ⇒ 担当の方に尋ね、お願いする。
・どんなレイアウトにしたら、目に留まるのか ⇒ 芸術に長けてる方に相談する
・1人じゃとてもじゃないけど無理 ⇒ お手伝い下さる人を募る。
・お茶淹れに興味があるのか。⇒ これはどうしようもないw
聴いたり相談したら、ほとんど解決したのがウケる。モヤモヤしてるから不安なのであって、具体的になったらあとは解決していくだけ。
そんなわけで、迎えた当日。時間制で区切り予約制の4人二組として。
番傘と毛氈を敷き、目立たせる。日本風でもなく、中国風でもなく。オリエンタルなイメージに。
茶葉を並べ、同じ茶葉から作られてることを伝える。みんな驚いてたけどm私も知ったときはビックリしたよ。世界共通の 茶 。
いつも使ってる茶器を用意してホンモノ体験をしてもらう。紙コップじゃ味氣ないもんね。
場所は、理科室。ありがたい。電氣も水道も近い。最高!
理科室でお茶淹れ体験!なかなかない機会。
まずは、私が淹れて見てもらう。その後に淹れて、ふるまう。一緒に飲む。わざわざそうしたのは、飲むだけじゃなく、淹れる側の体験も必要だと思っているから。
実際スタートしてみたら、ずっと満席だった。親子で参加される方もいたし、子どもたちだけの参加もあった。名前を言って予約を取って、時間になったら戻ってくるのが愛らしい。
熱いところは大人が手伝って、淹れたての香りや味を楽しんで、とってもとっても素敵な空間になった。お母さんのために、友達のために。淹れたお茶を「美味しいね」って言い合える。この瞬間が大好き。
子どもの方が記憶力もあるし吸収力も早いやん。親に教えてあげる場面もあって、なんだか面白かったなぁ。得意が増えたんじゃないかな。こうやって自信って積み重なっていくのかもしれないなぁ。
子どもたちにお茶淹れを伝える経験は初めてだったので、疲れたけど楽しかった。このお仕事マルシェに参加できたこと、助けてくださった皆様ありがとうございます。
しかし今回、とばっちりを受けた我が子たち。淡路島から朝早く知らない小学校へ連れてこられ、子どもだけで楽しんでおいでと言って、わかった!となる子もいれば、そうじゃない子もいる。我が子たちは後者。ほとんど私から離れなかったけど、雰囲気はしっかりと感じていたようで。
家じゃ、まったく振り向きもしないお茶淹れにも興味持って、合間の時間に淹れてたわ。外で見るのとではまた違うんだろうね。
皆でワイワイ寄り集まったり、ホッとリラックスしたり、優しさに包まれたいとき。お茶は最高のツール。
次回は5月28日に開催されるそうです。ご興味のある方はぜひ。月に一回コンスタントに開催されるみたい。いつかまた参加者として楽しんでみたいな。楽しんでる大人たちを見せてあげたい。
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