【講演会】ケが整ってこそハレが楽しい

湯気から漂うダシの香り。
喉を通り飲み込んだ時の安心感。
 
好き嫌いを越え
美味しいの向こう側にある。
 
ああ、この安心感は
自分の中にちゃーんとあったんだな。
 
どんなことがあっても大丈夫だと
思い出させてくれる。
 
湯気から漂うダシの香りが
外でのいろんなことをリセットしてくれる。
 
とても大切なもの。
 
だから
 
ダシのうま味は
日本人魂の里帰り
 
だといつも話す。
 
 
今や、一からダシを取る家庭も減った。
 
外で食べるもの。
自分では生み出せないもの。
 
そんな概念が広がってる。
 
本当に要らないものなら
とっくに廃れて無くなるはず。
 
なのに、カタチを変え
ダシパックや顆粒だしと
手軽に使えるよう商品化される。
 
私は良い流れだと思っている。
 
ダシの味や香りを
日本人は必要としている。
 
添加物はない方がいいけど、
上手く活用すればいい。
 
そして使い込んでいくうちに、
ホンモノを試してみたい時期がやってくる。
 
 

さて。

 

先日、島内の保育園に勤務される
調理師さんたちへ講演する機会をいただいた。

 

 

 

離乳食には欠かせない

ダシのうま味の話。

 

ってか、大人はいらないのか?と言うと

いろいろな味でかき消されてしまってるだけで

人間には皆、うま味が必要なのだけど。

 

 

ダシで言うなら

ハレ    お吸い物

    味噌汁

 

どっちも試飲してもらったよ。

 

 

大量調理と家庭料理とではダシの取り方も変わってくる。

両方のメリット・デメリットと活用方法もお伝えする。

 

皆さん料理のプロだから、共感してもらえるところもいっぱい。

ダシの魅力を再発見してくださったよう。

 

総勢36名!

 

厨房からダシの香りが漂ってくる。
 
今日の昼ごはんなんだろね?
食べる前から食事はすでに始まっている。
 
こういう体験ができるのは
今や貴重なこととなってしまった。
 
保育園ではこの体験ができる。
 
きっと子どもたちは忘れない。
深いところで、味や香りを覚えている。
 
子どもの味覚は
15歳頃がピークと言われる。
 
甘味、塩味、うま味、苦味、酸味を
味わって育つことはとても大切。
人生経験を豊かにさせてくれる。
 
美味しい味ばかり選んでたんじゃ
味覚も人生も偏ってしまう。
 
苦手なもの、嫌いなものからも
学べることはたくさんある。
 
日々の生活を整えてこそ
旅行、パーティー、発表会、イベント
そんなとっておきが楽しめる。
 
毎日何を食べ、どう過ごすか。
 
食べたものと記憶で
私たちはできているよ。

 

 

 

 

 

 

今回、主催してくださった先生方の温かいお心遣いやたくさんの気配りで、おかげさまで楽しく講演できました。
 
ありがとうございました。
 
 

 

嬉しいご感想いただきました♬

☆分かりやすく、楽しい講演だった。

☆出汁のとり方の基本が、わかって良かった。

☆子どもの食にとって大切な事を学ぶ事がことができた。

☆今日から家でも出汁を取ります。

プロの調理師さんたちからのご感想!

嬉しすぎーーー

 

お花までもらっちゃいました。
うれしー♬
 
 
実は、着物を着て講演する!
この日に目標定め、着付習いました。
 
私にとって、着物は新しいチャレンジです。
 
楽しみながら日常に取り入れていきますね。
 

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【離乳食講座・レポ】ダシの話はするけど、ダシはとるな。

 淡路市子育て支援センターさまからのご依頼で、離乳食とダシのお話会を開催してまいりました。
雨の中、10名の程のママさんが来て下さいました。

 私は、昆布をはじめダシの話をするのが大好き。料理の土台でめっちゃくちゃ主張しないのに必要な存在であるダシにすっごく魅力を感じている。健康面でも、味覚形成にも、精神的安定にも役立つ。

 いろいろ効能もあるけど、何よりも美味しい♡(・∀・) ←ここ大切。

 だから、ダシを取る人がどんどん増えたら嬉しいと思う。ダシをとるだけで幸せな人が増えるから。そのための話しをしてって言われたら、誰にでも話すし、どこへでも行きます。

 でも、私には
ダシの話をするけど、ダシは取るなという想いがある。

 まったくダシをとったことがなかったり、顆粒ダシを使ってたりしてたのに、急に変えるって難しいよ。

 だって、ダシをとるのってめんどくさいとか大変そう、難しそうってイメージがずっとあったわけだよね。そうじゃなかったんだ!(・∀・)という腑に落とす作業が絶対にいる。思い込みを打破する必要がある。だから、焦らなくて良い。

 ダシのことに限らず、習慣を変えるのにある程度の時間が必要。ライフスタイルを変えるには3ヶ月くらいは見てた方が良い。なんせ、ゆっくりやろうよ。と言いたい。

 せっかく天然のダシに変えても、思ったように食べてくれなかったりする。今までの味に慣れてたら、味が薄いって言われることもある。

 味覚を変えるのに最低2週間はかかる。実はちょっと根気もいる。
 スキルアップ中だと、美味しくなかったん?ってへこむし、余裕が無い時にそういうことがあると、もうやらへんわ!怒ってやらなくなっちゃうこともある。(←経験者は語るw

 そんなわけで、焦らず・ぼちぼちでいいんだよ。
ママさんのお腹が空いてないとき、時間に気持ちの余裕のあるときからスタートしましょ。

 講座のレポートに戻します。すぐ脱線するわw

 担当の方の、ママさんへの想いも意気投合できたから、思う存分話してきました。すごい親しみやすい空間でした。

 ダシの話なはずなのに、無理してダシはとるなって、どっちやねんって話をする私を見て、
へっ?って顔してるママさんもおられたけどw

 その理由の1つには、とにかくママの体調優先でいて欲しいというのがあります。
だって内臓損傷だもん。出産って。子宮を酷使して出産するわけです。

 私自身は、子供が3歳頃まで
なかなか産前の感覚に戻らなかった。

 常にぼーっとしてて、やらなきゃいけないことがたくさんあって、でも身体は思うように動かなくて。

 まぁ、それも 役に立たなきゃっていう使命感の為せるところなんだけどね。

 そんな経験から

離乳食やらなきゃ!
家にいるから家事も頑張らなきゃ!って、やるよりも

 大人の料理から取り分けしたり、ママに余裕のある時からスタートしましょうって話をしてきました。

 毎日の料理は、昆布を水に浸けた昆布水を使う。

 昆布は、鍋の中で素材の良さを引き出し、充分に発揮できる環境を作ります。だから、お料理全体の美味しさの底上げをします。

 おでんにも、お鍋にも、和食だけでなく、カレーにも、シチューにも、トマトスープにも使ってみて下さいね。これならできそう!といった声も多くありました。

 最後に、一番ダシの取り方を実践し、皆さんに飲んでもらいました。塩だけでこんなに美味しいのかーー♡ と目を輝かせてられました。

  たった3分でダシが取れるってすごい魅力的。

 2歳までの子どもちゃん、赤ちゃんのパワーはやっぱりすごいなぁ(^∇^)
その場にいるだけで、元気をもらえたり癒されたりする。

 私たちも産まれた時はこうだったんだなって思ったら、失敗したくない、人の目が気になるとか、気にしてるのがアホらしいよね。存在するだけで価値がある。ということを教えてくれる。

 この地域には、多方面より移住されてきた方々も多くいらっしゃって、いろんなご縁が広がる予感がしてワクワクの1日でした♡

 


 ご感想を頂きました。ありがとうございます!

 

 ぜひ、うちでも話をして!!という主催者さんもお気軽にお問い合わせ下さい。
6名様以上から受け付けます^^
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 あ、そうだ。
3月1日~、また無料LINEセッションの申し込みをスタートするよー!
 子育て、親子関係、夫婦関係、対人関係、なんかモヤッとすることがあったらお話し聴かせて下さい(・∀・) 

 登録だけでもしておいてね♡

 ●ツシマミチコ/LINE@
https://line.me/R/ti/p/%40mek5273y
 

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