調味料選びから考える、食と心の捉え方 ①

 ダシ料理研究家が選ぶ調味料 として、たくさんある調味料の中からどれを選べば良いのか?と迷いまくっているママさんの役に立てたら良いなと思い立ち、私の使っている調味料を紹介してみることにしました。なかなか好評いただいております。

 やはり、今の調味料を使う前は私も、右往左往しいろいろ失敗してきました。安さ・量を重視で選んでたのに、なんで急に高い方を?と、家族からの疑問もでました。

 今までと違うことをする時は、通過儀礼としてそういうことも多かろうと思います。その都度、自分はなぜこれを選ぶのか?と問いかけた結果です。

 ・調味料選びから考える、食と心の捉え方① です。

 ・調味料選びから考える、食と心の捉え方② はこちら。

 ご自分の良いと思ったものを選ぶ時の心の捉え方の参考になれたら嬉しいです。

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1)調味料選びにつまづいたきっかけ。「高いからいいの?」

 そもそも、食に携わることが好きで、調味料や食材ずっと見てても飽きない事に加え、ルーツや根っこを知るのが好きです。
 だから、いろんな調味料を試しました。高くてもそんなに美味しいとは思えないものもありましたし、この調味料ならこのお値段当然でしょ、安すぎだわというものもありました。(当社比)

 結局いろいろ試してみて・・・

   

◎ 美味しいか・美味しくないか? 
 ◎ 自然か・不自然か?

に絞られ、値段に左右されることなく、自分の舌と感覚を信じるというところに行き着きました。

 ここに至るまでは、いろんな葛藤がでてきました。欲しいなー、でも高いなー。安い方にしようかな? それを表面化するかのごとく、家族からのクレームいえ、質問もあったりしました。

夫「これ高いやん。いつも使ってる調味料でええやん?」
私「どうしてもこれを使いたいねん」
夫「なんで?」
私「(考えて)・・・高い調味料を買うことは家族を大切にすることやねん」
夫「へ?」

 このやりとりのおかげで、値段が高いから良いものなんだ、と思い込んでた自分に気づきます。

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 値段に左右されていたことに気づいた私は、一体どんな構成で作られているのかを知る必要があると思いました。

 1) それを知った上で、私自身この値段で納得できるのか、できないのか?
 → このおかげで、私の選び方はこうだ!という基準ができあがりました。
 
 2) その調味料を使うのにふさわしい自分だと、自分自身にOKを出せてるのかどうか?
 → きっと、これが一番大切なところなのかもしれません。私ごときが、そんな良いものを使う資格は無いってどっかで思ってたことにも気づいたんですよね。恐ろしい(゜Д゜)

 3) その調味料を買うとき、選ぶときに、どんな気持ちでいるのか?
 → ワクワクを優先するほうが長続きします。だって楽しいから。
これを選ぶと安全だ、よりも、この調味料だったらどんな料理になるのかな?の方が、毎日の料理は楽しくなりますよね。

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 調味料選びから考える、食と心の捉え方 ② では、調味料の適正価格を一緒に考えてみます。

 
 何を選んで良いかわからない方、今まで選んできたものを確認したい方、変わりたい!と一念発起した方は、ぜひこちらもご覧下さい。いろんな調味料の選ぶ基準を解説しております。今後も随時増やしていきます。

▶ ダシ料理研究家が選ぶ調味料 ①塩
▶ ダシ料理研究家が選ぶ調味料 ②砂糖
▶ ダシ料理研究家が選ぶ調味料 ③醤油

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 ご自身に合うものを一緒に選びたい!食生活を変えたいと言う方は、こちらのダシ素材&調味料買い出しツアーがオススメです。淡路島の煮干し・海藻類、調味料と同行します。カウンセリングもしています。

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 ▶レポートは こちら

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ダシ料理研究家が選ぶ調味料 ②砂糖

 比較的安価で、美味しいと思うもの、かつ、使われてる素材がシンプルなものを選んでいます。今回エントリーしている調味料は、今の私にとっての正解です。皆さんの日々の調味料選びの参考にしてもらえたら嬉しいです。

 さて、ダシ料理研究家が選ぶ調味料 お塩の次は、砂糖です。
 
ダシ料理研究家が選ぶ調味料 ①塩

 砂糖は、食品の中で麻薬的な存在だとか、依存率が高いだとか、そんな話もあります。確かに、やけ食いしたいものにはたいてい甘いものが多かったりします。やめられない・とまらない~♪ そんな歌がありましたね。

 砂糖断ちして、体内から砂糖を抜くのに2週間かかるなんていう話もあります。また、砂糖を消費するのに体内のビタミンB1を使って消化します。だから甘いものを食べすぎると身体が疲れやすくなるのはその為なんですね。

 ちなみに、塩には1日8gという摂取目標値があります。(疾病など無い方の場合)
砂糖には今までありませんでした。過去にもそういった動きはあったものの、だいぶ業界の反発があったようです。しかし、虫歯や肥満が増えたり、時代が健康志向の流れになっていったこともあって1日の糖類は小さじ6杯分まで WHOが新指針 2015/3/5付を定めました。

もう2年ほど前になります。日本経済新聞の記載がありましたので、リンクしておきます。
1日の糖類は小さじ6杯分まで WHOが新指針 2015/3/5付

 しかし、この数値で生活するなら、缶ジュース一本で小さじ6杯クリアしちゃうんですよね・・・笑

 数値はご参考までに載せただけなのです。私は砂糖がすべて悪いものだとは思っていません。お菓子にはたいてい砂糖が入っていて、楽しい思い出や嬉しかった出来事には、お菓子がともにあったことを覚えているからです。例えば誕生日にはケーキでお祝いをする。夏の暑い日にアイスクリームを食べる。怒られたりしてもおやつだよって言われて急にテンション高くなったりとかね。

 何を選ぶか、だと思っています。さて本題です。
 
 日々の生活で使う砂糖については、なるだけ精製度の低いものを選ぶのが良いです。砂糖にもカルシウムなどのミネラルが含まれています。ちなみに精製度の低い砂糖は、黒砂糖です。あとは砂糖大根から作られるてんさい糖や、きび砂糖もあります。わりと茶色っぽいのが特徴です。
・リンク:てんさい糖とは?

 我が家ではトップの写真にあるように、花見糖を使っています。きび砂糖の仲間ですが、色がわりと白く溶けやすく使いやすい。値段もきび砂糖よりリーズナブルなんですよ。
・リンク:花見糖とは?
きび砂糖と花見糖との違いも詳しく解説されています。

 ちなみに、三温糖は上白糖とグラニュー糖に色をつけただけです。茶色くなると健康によさそうな気がしますよね。上白糖やグラニュー糖は精製されまくっています。甘いだけです。

 でも、真っ白な生クリームが欲しい時もあるし、粉砂糖が振りかけられてるケーキは美味しそうに思えるので、やっぱり何事もバランスなんですよね。

 先日、息子の誕生日に娘と一緒に作ったケーキです。ニンニンジャーをケーキにのせたいなんて言うもんでエライことになりました。生クリームだらけw

 ケーキにはイチゴが定番だけど、今の季節はさくらんぼが美味しいです。山形のさくらんぼを使いました。種がある!って怒ってたけど美味しかったな。ケーキと生クリームも花見糖を使いましたが、ええ感じでしたよ。

 いつも、ケーキのスポンジはシフォンケーキにしています。ベーキングパウダー入れずに卵をたっぷり使って焼きます。この日は上手に膨らんでくれて美味しく焼けて嬉しかったなぁ。家族みんな喜んでくれて私も幸せもらいました。頑張った甲斐があったなー。

 よかったら花見糖、試してみてね。

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