【レポート】ダシCafe・今さらきけないダシの引き方体験講座

【ダシCafe】今さらきけないダシの引き方体験講座のレポートです。

いよいよ初日、寒波で雪交じりの雨が降ったりやんだりの淡路島でした。ほぼ告知をしていなかったにも関わらず、facebookでのシェアしていただいたおかげもあって、3名の方々がお越し下さいました。ありがとうございました。

第1号のお客様は、赤ちゃんと一緒にお越しくださいました。大阪ご出身とのことで千林の話で盛り上がりました。
野菜や果物などの自然の恵みがありがたいよね、って感動を共有できて嬉しかったです。私も移住者で毎日こういう自然の恵みが当たり前でないので、いちいち感動する気持ちわかるんですよね。

ダシとうま味のお話から始まります。お母さんの母乳にはダシの成分が含まれてるので、うま味を産まれてからすぐ口にしてるんだよ〜なんて話から、離乳食のお話へ。
“離乳食の始める時は、野菜のうま味からあげましょう” なんて良く言いますが、昆布のうま味と同じ成分でできています。そりゃ、日本人はダシが好きなはずですよね。

午後の部では、お2人の方に体験していただきました。みんな初対面のはずなのに、盛り上がりすぎて面白い。「美味しい」は、心を温めてくれますね。

お茶の世界では良く言いますが、ダシCafeでも 一期一会 は可能なんだということです。今日の大発見でした。
ダシがこんなに美味しいなんてー♡と感嘆の声が上がりました。


淡路島特産のダシ。“かもじゃこの煮干し” と “いりこ” です。

いろいろ話してるとあっという間の1時間。来られる方によって毎回話す内容も変わります。お茶を飲む感覚で何度お越しいただいてもきっと飽きないと思います。
次回は

2月27日(月)

です。

お会いできますこと楽しみにしております。

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「いただきます」の本当の意味とは

“ いただきます ”

何度となく言ってきた言葉ではありますが、なぜ食事の前に言うかご存じですか?

そんなこと言いながら、意味も知らずに私も、テキトーに「いたきまーす」なんて省略して言ってみたり、そんなんより早く食べさせてよって思ってたこともありました。

少し前に、「お金を払ってるんだから言わなくていいんじゃ?」という記事を読んだことがあり、真実を知らなかったものの、私にはその発想はなかったので、驚いた記憶があります。それまでは、あまり深く考えることも無く、当然、食事の前には言うことだと子ども達にも教えていました。この記事が「なんで言うんだろう?」と疑問に思わせるきっかけをくれました。

料理を作ってくれた人に感謝をすることはもちろんですが、それは野菜やお米、肉・魚などの食材があってのことです。そして、その食材を作ってくれた人にももちろん感謝があって、農家さんや、漁師さん、昆布や鰹節にまで加工してくれる人がいます。

さらには、私が生きていくための血肉になるために、命を投げ出してくれる食材がいます。野菜、お米、肉・魚も生きているんですよね。

そういったすべてのモノ、人に対して、命を “いただきます” なんです。今日からちょっと、皆さんもお食事されるとき、気にしてみてください。

“ 命をいただきます ” ですよ。

いっぽうで、”ごちそうさま”は、「御馳走様」と書きます。
「馳走」とは走り回る様子を表し、「御」をつけることで、おもてなしの意味となりました。

食材を集めるために奔走したことに対して感謝を込めて「様」がつけられるようになります。

大変な想いをして食事を用意してくださったことに感謝を込めて、食事の後に、「御馳走様でした。」言われるようになったのだそうです。

”いただきます”
とセットで覚えておきたい日本の大切な食文化のひとつですね。

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