年越し蕎麦って、厄を切るために一年最後の日にいただくというのが由来だそうです。
で、厄ってなんだ?
と思っていろいろ調べてみると、厄は “災難” とあります。
厄除け、厄切り、厄払い・・・
過去のご先祖様たちは、この “災難” に遭わないよう、いろいろな策を考えてくださいました。
・お守り、お祓い、厄年、厄日、さんりんぼう
・厄を人形に移して祓うひな祭り、菖蒲の香気で厄を祓う端午の節句、などなど。
きっとまだたくさんあると思います。
昔は、“災難” とは、病苦・自然災害などをとらえていたようです。そして、この “災難” は、訪れるものとしている。無くそうとしても無くならない。という前提。そこで生まれる智恵や経験などを活かしてくれたおかげで今がある。
でも今は、“災難” は、無い方が良いとされ、無くそうとする傾向にある。医療が発達し、病苦は個人のもの・自然災害もどこか他人事、と捉えるようになった。
個人にとって、ややこしいこと、めんどくさいこと、やばいこと、しんどいこと、辛いこと、苦しいこと、などがそれにあたるのでしょうか。
自分で・家族だけでなんとかしなくちゃいけない、と捉えがちな現代だから、なおのことダメージが大きいのかも知れないですね。

先日、マインドイノベーション協会/アウェイクナーコースのフォローアップ講座で、川上茂子先生が教えて下さったことが刺さりまくりました。
ありがとう とは、“有難し” が由来。
難が有って、ありがとう。と言う意味だと。
反対に、難が無いのは、“無難” ありがとうではない。
私達は、難が有った方が成長する。気づきがあると知っていて、難が欲しくて生まれてきた。
そのためのこの親、この兄弟、この環境を自分自身の学びのために選んできた。
それを選んでこの地上に生まれてきたのだから、“無難” を選ぶと言うことは、自分を否定することなのだと。
だから、難が有って有難う(ありがとう)なんだって。

昔の人は、前提として、災難ありきだと受け入れて、少しでも避けたり和らげたりするように、厄除け・厄切り・厄払いなどをしながら、ともに歩んできたのでは無いかと思う。
あの災害があったからこそ、あの疫病があったからこそ、今の私達がこうして安心して生活できている。
でも、今の私は、必要以上に “難” を恐れて
“無難” を選んでばかりいないか?
“災難” を避けていないか?
“難” の中に、やりがい・探究心・向上・気づき があるのだと本当は知っているのかもしれない。
今までも、“難”と向き合ったとき、体験したとき、確かに成長している。
自分で この “難” が欲しくて生まれてきたのに、それを避けると言うことは、自分を否定すること。
どんだけか、傷つかないように、失敗しないように、自分を守ってきたのだろう、なんと “無難” ばっかりを選んできたのだろうと、このお話を聞いていて改めて気づいた。
さらに、子どもにはもっとそんな気持ちが強くて、できるだけ“難”を味わわせたくたくないなって思う。でも、それすらも我が子が自分で選んでいるのだとしたら、命に関わること以外は見守るしかできないのかもしれない。ジタバタ世話を焼くのは私の問題であって、“難” を味わってる子どもを見たくない自分と向き合うってこと。
あの人にこんなことを言われて傷ついた、私ばっかり辛い、お金が無い、親が悪い、あの人が腹立つ、子どもが言うこと聞かない、仕事が上手くいかない、なんでこんな生活なんだ、と嘆いてても始まらない。
すべては自分が選んだこと。この“難”だと思う中に、“有難う”(ありがとう)が含まれているのだとしたら。
まっただ中では、泣いても・哀しんでもいい・恨んでもいい。過ぎてみたら、あのことがあったおかげでってことが大いにある。
そして、この避けまくってた “難” と向き合ってみたら、以外と怖くなかったりする。
私は、自分さえガマンすれば良いんだ という思い込みがあった。
それは、過去に
・じっと耐えれば “難” がどっか行っちゃった。
・ガマンしたら、褒められた・認められた・報われた。
こんな経験があったから。私の中には、ガマンが美徳になっちゃった。
石の上にも三年とか、マジで信じてたもんね。
思い出してみると、ガマンってそのことに向き合わず、通り過ぎるのをじっと待ってるだけ。がっつり向き合うことで見えてくるものがきっとある。
どうせ、生きてるだけで “難” はやってくる。というか、それを選んでいる。
それなら、辛いなって思うことも想定内。笑いながら有難うって受け入れて、周りに頼って助け合って過ごすことこそが “難” と寄り添って生きていく秘訣なのかも知れないと思う2017年の年末です。
来年は、ガマンもやめて・楽しいことに目を向け、有難うって言いながら生きていきます。
で、このお知らせに繋げて終わります。これも想定内(・∀・)
今年一年の厄切り、年越し蕎麦をお家で作ろう^^

大晦日に間に合う12月29日までの期間限定。
今年の年越し蕎麦はおうちで作ろう。15分でできるプロの味!蕎麦ダシのレシピ&こだわり素材のキットつき。
蕎麦ダシレシピ & キット1000㏄分(大人2人分) 2,500円(送料別途/一律350円)
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(今回の内容物は、蕎麦ダシのレシピと昆布と鰹節のキットのみです。調味料・蕎麦・具材等は含まれておりません。ご注意ください^^)

ご注文いただき、お蕎麦ダシを作るところまでをダイジェストにまとめてみました。どんなモノがどんな感じで到着するのかシュミレーションしてみてね。50秒ほどです。
料理ができる人だったら、これ見たらサッとできちゃうかもしれませんよ。

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