今季ラスト!親子味噌作り in 大阪

 先日、「ベビーとママのおけいこ ふれあいじかん」えのめまきこさん主催の
【親子で我が家のお味噌を作ろう!手作り味噌講座】 が無事に終わりました。お越しいただきました大人11名・子ども12名ものたくさんの皆様ありがとうございました。今回は初の試み、託児スタッフさんに入ってもらっての親子味噌作りとなりました。見守ってくれる方がいるのは安心ですね。

 子どもと一緒に味噌を作るというのは、いろいろまき散らして後片付けは大変なんですが、味噌にとっては実はメリットだらけです。子どもの持つ常在菌をたくさん味噌にプラスしてくれること、砂遊び・粘土遊びのように、子どもも夢中になって、遊んで手伝ってくれることもあって、一石二鳥なんですね。ママと一緒に作ったという思い出も残っていくので一石三鳥かな。

今季ラスト!親子味噌作り in 大阪 | 遊楽食房

ママと一緒にふみふみ。大豆をつぶしています。

 妊娠・出産を経て、食を始めとした生き方・自分の在り方を見直すことが多いと、ダシ講座でお会いするたくさんのママさんがお話してくださいます。子どもとの過ごし方を通して、自分がどう生きていきたいか。私もまだ模索中ですが、そのように感じるのだと思います。毎日食事を作りながら、食材を選びながら、身体や心の在り方にまで食が影響するというのは、多くのママさんが感じておられるのではないでしょうか。

 昆布や鰹節、椎茸、煮干しなどのダシの素材を日々の食事に取り入れられたら、もっと簡単に美味しく豊かになるのですが、そこまでまだ・・というママさんもきっとおられると思います。そんなママさんでもダシの素材よりも、もっと身近に感じるのはお味噌です。お味噌汁を作る頻度は、お吸い物よりもきっと高いはずです。

 この冬はたくさんの方にお会いしてお味噌を作る機会を作っていただきました。毎日のように使うお味噌だからこそ、手作りで見える材料で作りたいと思うのは当然のことだと思います。同じ想いの方が集まってくださるのが何よりの証拠ですよね。

 4月22日(土)は、神戸垂水で初の白味噌作りも予定しています。こちらも後ほどご案内します。

 手作りの味噌は生きて呼吸しています。腸内細菌を活発にする栄養素もたくさん育っています。味噌にも昆布と同じうま味成分が含まれています。

ここだけの話、生きた味噌でお味噌汁を作ればダシは必要なかったりするんですね。
具たくさんお味噌汁を作れば一品にもなるので、忙しいママさんにはぴったりです。私もどうしてもしんどい時、味噌汁さえ作れば良いと思えると、それだけで気が楽になります。毎日とても助かってます。

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大阪での親子味噌作りは、あともう1回開催します。今季はこれがラストなるかと思います。
ハナヘナ美容室のオーナー・プリマヴェーラ叶さんの主催で、春休みスペシャル♪『親子でお味噌を作ろうyo♪』が4月3日(月)にあります。

 叶さんとは、子どもの年齢が近いこともあり働くママ同志としても仲良くさせてもらっています。昨年は【美髪と美肌を作る調味料3回基礎コース】として、万能ダシ・ポン酢・味噌と主催していただきました。美髪には食を整えたいというたくさんの方々と一緒に過ごすことができ、とっても嬉しかったです。

美髪と美肌のために、お味噌を作ろう | 遊楽食房
第1回目万能ダシに使った宗田節を味見しています。

美髪と美肌のために、お味噌を作ろう | 遊楽食房 次回は白ダシを予定しています。

 また、4月18日(火)は、5月から開催のハピネスフォースメソッド・ベーシックコースの体験講座もこちらのプリマヴェーラさんで開催します。食と心とともに共有できる方でもあります。近日中に詳細をまたご案内しますね。ぜひご一緒しましょう。

話を戻して、4月3日の親子味噌作りは託児がなく、5組までの少人数です。和気あいあいとお味噌作りをされたい方には、ピッタリです。ランチ付で持ち帰る1.5㎏のお味噌を作ります。

あと残席1組!気になる方は、お早めに末尾の申し込みフォームよりご予約下さい。

詳細はこちらです。

4月3日(月)春休みスペシャル♪『親子でお味噌を作ろうyo♪』

[会場]
 大阪市淀川区内(開催場所は別途お知らせします)

[日時]
平成29年4月3日(月) 
 
[時間]
 11:30~14:30(予定)
 
[参加費]
親子1組につき6,500円(税込)
 (持ち帰り用のお味噌1.5キロ・親子ランチ付き)
 当日受付にてお支払い下さい。

[定員]
 5組(残1組)

こうして毎年冬の名物となって、あちらこちらで手作り味噌の輪ができていくことが私の夢でもあります。
それで、「これ、手前味噌ですが」って言って皆で作ったお味噌を交換するの。同じ日に同じ材料で作っても出来上がりのお味噌は全然味が違うんです。これがまた面白いんです。もう一度作ったらやみつきですよ。

ご不明な点などございましたら、ご遠慮なくお気軽にお問い合わせください。

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【料理からの解放レシピ】味噌汁&カレーうどん

こんな時ありませんか?

◎同じ野菜ばっかりで飽きてきた。
◎朝に夕食の準備もして、ごはん作りから解消されゆっくり出かけたい。

旬の野菜は、安くて栄養満点でもあるものの、ご家族が少なかったりすると、何日も同じものを食べ続ける・・・という事態に陥ります。レシピのレパートリーが豊富な方は、本領発揮というところですね。ですが、乏しいと思っている方には、なかなかの苦行だと思われます。

今回ご紹介する方法だと、味噌を入れるだけ、カレールーを入れるだけ、なので深く考えることもありません。
忙しい毎日の中で、“料理を作らなければならない”という強迫観念のようなものからも解放されるというメリットもあります。私も料理を作ることは好きですが、やらねばならないと思った時点で、だんだん嫌になります。

家事の中でも、料理が苦痛だと感じる人も結構おられます。これは、“料理をやらねばならない”が先に出てしまってるからだと思うんです。きっと、作る工程を楽しめて食べてくれた人が美味しいと言ってくれたら、「料理って良いな、好きだな」って実感できると思います。

そこで今回は、朝に “味噌汁” 夜に “カレーうどん” をご紹介します。野菜の切り方も同じで良いし、同じ具材で二品できるのが魅力的です。
帰ってきて温めたらすぐ食べられる料理があるって幸せで、安心しますよね。

今回は、小松菜・タマネギ・えのきを使いました。えのきと昆布を入れることで、とろみがつくので、水溶き片栗粉も入れません。これも時短の1つです。
ダシは、昆布と宗田節を使っています。宗田節が無い場合は、鰹節で大丈夫です。

作り方はこちらです。

1)適当な大きさに上記の具材を切り分けます。
2)大きな鍋に、ダシと具材を入れ煮込んでいきます。
3)15分くらいすると宗田節や具材からもうま味がでてきます。
4)朝食の味噌汁分を取り分けます。
5)4)に味噌を、3)にカレールーをそれぞれ加えていきます。
6)カレーうどんの仕上げに、薄切りの豚肉を入れます。

先日、私はこれを作ったおかげで、ごはんを作らなきゃの想いから解放され、国生みの原点でもある沼島へゆっくりと遊びに行ってきました。

貴方なら、この空いた時間どう過ごしますか?

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働くママさんへ ”一汁一菜から始めよう” 

働くママさんに朗報です。1年ほど前の記事ですが、“一汁一菜から始めよう” という映像作品をご紹介します。
大阪・和泉市の和泉市医師会が、昔ながらの日本食の良さを見直し、病気を予防しようという映像を作られました。

こちらの映像では、こんぶ土居3代目社長の土居成吉さんが、味を伝えるお役目として出演されています。こんぶ土居さんは、北海道川汲浜に限定した天然真昆布を取り扱う老舗です。昆布を始め、調味料など、食へのとらえ方全般に対して、勝手に共感させていただいております。そこまで共感してくれてるならと、こちらの映像を4代目社長の土居純一さんより、教えていただきました。

産経新聞の記事にもなってたようですね。知らなかった自分にびっくりですが、とっても良いタイミングで教わったと思っていますので、ご紹介します。ここで目が合ってしまったあなたにも、きっと必要な情報だと思います。

病気予防は「一汁一菜」から 和泉市医師会が小冊子付きDVD
今年で創立50周年を迎えた大阪府和泉市医師会が、昔ながらの日本食の良さを見直し、病気予防につなげてもらおうと、普段の食生活に役立つ小冊子付きDVD「一汁一菜から始めよう」を作製した。

同医師会は、病気の治療だけでなく、病気予防の啓蒙(けいもう)活動にも力を入れており、記念事業として企画した。大阪市中央区の老舗昆布店元店主、土居成吉さんが「医食住」の大切さを広める活動に取り組んでいることに共感。土居さんの協力を得て、関西各地で撮影を行った。

中でも共感したのが、土居さんがご家庭に伺って料理をされる際、その方がふだん使ってるダシの素材でお料理をされているシーン。ふだん使いの昆布やカツオ節でも、十分に美味しくできることを実践します。目の前で作り、一緒に食べるんです。

あとは、ダシを取った後の昆布や鰹節が大きすぎて、捨てるのにもったいないと感じる方へは、「その分、昆布や鰹節に含まれるミネラルをいただくのだから、それがもったいないとは思えない」と、なるほど納得なお話があったりします。

「車でたとえるなら、ごはんなどの炭水化物はエンジン、昆布や鰹節等のミネラルはエンジンオイルのようなもの。エンジンオイルが、少なくても汚れてても走ることができるが、それが逆に怖い」と、誰にでもわかりやすい言葉で伝えてられるところにも脱帽です。

淡路島で1人で暮らすおばあちゃんには「自然に近いお味噌で味噌汁を作ろう」と、普段使ってるダシ入りお味噌ではなく、近所のスーパーで大豆・塩・米だけで作られている味噌を見つけてくるシーンもありました。温かいお人柄がにじみ出ています。

提唱されている、この “一汁一菜からはじめよう” は、働くママさんの味方です。大変そうに思いますか?貧しそうって感じますか?味噌汁などの汁物と、ごはんなどの主食と、おかずなどの一品という意味です。

ごはんを炊いて、味噌汁を作って、あと一品何でも良いんですもの。おかずを何品も作ろうと思うから大変なわけで、味噌汁を具たくさんにすれば、あとは買ってきたコロッケでも良い。味噌汁のダシは、昆布や煮干しを朝から水につけておいたり、味噌汁の仕上げに鰹節を放り込めばできます。

私の作る日々の食事って、一汁一菜だった!!おかずが足りないって思ったこともあったけど、これで良かったんだ!というママさんもきっと多いんじゃないでしょうか。私もその一人です。(笑)

毎日仕事があって、料理に時間をかけられないママさんから、「子どもを、飢えさせないために、簡単にできる食事って何?」と、相談されたことがあります。「ごはん・味噌汁・納豆」と、答えました。これも一汁一菜ですよね。

栄養価だけ考えると、一菜には、肉や魚などの動物性タンパク質が入ってると良いんだろうけど、長い目で見て、1週間くらいで調整していったら良いんじゃ無いでしょうか。

私たち日本人は、必要なミネラルのほとんどを、海のものから摂取しています。ワカメや海苔などの海藻類はもちろん、ダシの素材にもたっぷり含まれています。無性に食べたくなるときは、きっと身体がそれを求めているときなはずですよ。心と身体の声に耳を澄ませてみて下さいね。

医・食・住の観点から、日本の当たり前のすごさを改めて見直す、素晴らしい映像だと思います。小学生の子ども達のキラキラ笑顔に勝手に涙がこぼれます。この頃、涙腺崩壊しまくりの私です。

youtubeにもアップされているので、ゆっくりとお茶でも飲みながらご覧下さい。1時間ほどあります。

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【朝1分!:我が家の定番】天然インスタント味噌汁

そろそろ味噌作りの季節になってきましたね。手前味噌の美味しさは、作った人にしかわからない楽しみでもあります。

日本人の土台を作るのに欠かせない味噌汁。私は、1日1杯の味噌汁をおススメしています。

ところが、「味噌汁って、塩分が高いし血圧が心配じゃない?」と思われる方もいらっしゃいます。
とても興味深い研究発表がありますので、ご紹介します。

味噌汁の摂取頻度と高血圧は関係が無く、むしろ血管年齢を若返らせる働きもあるのだそうです。

大好きなみそ汁 我慢しなくても大丈夫  共立女子大学教授 上原 誉志夫、みそ汁の塩分が血圧に影響しないことを発表 (1日1杯のみそ汁のある食生活が血管年齢を10歳程度改善する傾向も確認)

共立女子大学教授 上原 誉志夫 先生の みそ汁と塩分に関する最新研究「習慣的味噌汁摂取が血管年齢に与える影響」(第36回日本高血圧学会総会/平成25年10月26日発表)によると、みそ汁の摂取頻度と血圧の間に関係性は認められませんでした。また、みそ汁は食塩摂取量の独立した決定要因ではなく、1日1杯程度のみそ汁のある食生活が血管年齢を10歳程度改善する傾向があることも確認されました。

ここまで結果が出ていると、飲まない手はないですよね。
冷え性で手足がキンキンに冷えてる方、冷えからくる生理不順の方、便秘の方、これからの忘年会シーズンで二日酔いが辛い方にも、とにかく、まず一杯の味噌汁を飲んでもらいたいです。
また別の記事に書きますが、味噌汁の栄養価はすごいんです。

味噌汁がめんどくさいなぁ~
味噌汁作る時間がないよー!

という方々におススメです。

朝食にだけに限らず、お仕事での昼食中にマグカップで作ってもお手軽に楽しめます。インスタントのお味噌汁を使ってられる方、ぜひ!一度試してみてください。

同じくらいの時間で作れるのに、断然美味しいから!!

・カツオ節:ひとつまみ
・味噌:大さじ1杯
・お湯:150cc

これだけ!お湯を注いで完成です。

カツオ節のうま味成分、イノシン酸はお湯でその効果を発揮します。お湯を注いで1~2分まてばうま味が出てきます。
グルグルっとかき混ぜて召し上がれ。カツオ節も食べちゃいましょう。

写真は、おぼろ昆布を入れています。乾燥ワカメ・ネギ・生姜なんかも合いますね。

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