ダシ料理研究家が選ぶ調味料 ①塩

 比較的安価で、美味しいと思うもの、かつ、使われてる素材がシンプルなものを選んでいます。今回エントリーしている調味料は、今の私にとっての正解です。皆さんの日々の調味料選びの参考にしてもらえたら嬉しいです。

 さて、ダシ料理研究家が選ぶ調味料 まずは、生きて行くのに欠かせないお塩です。

 水と塩があれば、1週間は生き延びることができると言われてるくらい、生きとし生けるものには絶対必要です。それなのに、嫌煙ならぬ、嫌塩 と言えるくらい、塩を遠ざけていた時代があったと記憶しています。高齢者の方は、未だに塩は減らした方が良いと思われている方も多いです。

 熱中症が増えているのは、塩が足りないからじゃないか、とも、腎臓疾患などで減塩をされている方でも、選ぶ塩にさえ気をつければ少量の塩で満足する、とも言われています。

 昨今の減塩ブームに疑問を感じている方もだんだんと増えてきたように感じています。減塩味噌・減塩醤油だといろいろ売られてますが、塩飴・塩キャラメル・塩レモンなどといった、塩スイーツも売られてますよね。スーパーで見るたび、どっちやねんってツッコミ入れてます。ぜんざいにも塩をひとつまみ入れたり、スイカやトマトにも塩をかけると、甘さが引き立つなんてのは昔の智恵として今でも受け継がれています。

 塩にまつわることわざもたくさんあります。それだけ人にとって馴染み深く必要なものだと昔の人は知っていたのではないでしょうか。

 ・敵に塩を送る
 ・手塩にかける
 ・塩を踏む
 ・味噌に入れた塩は他所へは行かぬ(他人に尽くすことは、一見無駄のように見えても、結局は自分のためになるということ。味噌に入れた塩は、混じって見えなくなるが、味噌の味を調えるために役に立っているという意から。)←これ面白い!知らなかったです^^
  
 「塩」を含む故事・ことわざより引用

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 そして、やっと本題です。私の愛用しているお塩は、こちらの天日海塩です。
お塩ちゃん

 非加熱処理で2年間天日干しをしています。日本のお塩は、海水を加熱して煮詰めるものが多いのですが、このお塩ちゃんは加熱をしていません。サラサラで水にも溶けやすく使い勝手もよいです。塩おむすびにしたらとっても美味しいんですよ。おむすび作り の際にも、このお塩ちゃん大人気でした。我が家では、料理にはもちろん、塩うがいにも活躍しています。

 成分うんぬんも大切なんですが、海水中のミネラルが多く残っているからといって美味しいとは限らないのですね。実際、岩塩は味噌作りには向かなかったりします。塩をなめてみると、甘くて美味しいんですよ。だから使ってます。これが一番の理由です。

 実は、このお塩は、結構愛用されている方も多いです。特約店の募集もされていますよ。

 こちらのサイトでは、お塩のこともたくさん勉強できます。オススメです。お塩ちゃん

 ダシに美味しいと感じるお塩、水に溶かして美味しいと感じるお塩、おむすびに美味しいと感じるお塩・・・実はそれぞれ料理によって、美味しいと思う塩って違ってくるんです。だから料理人さんは、料理ごとに変えてるんですね。

 最近は少量でもお塩がいろいろ売られていますし、いろいろ試してみても面白いですよ。調味料を変えることは料理にスパイスを加えるようなものです。毎日の食事作りが楽しくなりますよ。

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