【レポート】神様も楽しいのがお好き

【和の心・神話からのメッセージ】 第4章のレポートです。

 第4章は、天の石屋戸のシーンからです。

 前回の第3章で天照大神は、高天原に上ってきた弟である須佐之男命(スサノオノミコト)に邪心がないことを確かめるために、”誓約”で、お互いに子を産むことになります。

勝敗の結果については古事記には記されていませんが、天照大神は、須佐之男命が自分の疑いが晴れ大喜びするあまり、乱暴に大暴れする様子に耐えかねて天の岩屋戸(高天原にある洞窟の入り口)に引きこもってしまいます。

太陽の神様でもある天照大神が隠れてしまったことにより、高天原は暗闇に包まれてしまい、災いがことごとく起こるようになりました。

 第4章はその続きからとなります。八百万の神が集まって、いろいろと考えを巡らせます。が、良い考えが無く智恵の神様である思金神(オモイカネノカミ)に相談することにしました。考えた方策は “祭り” でした。

 ニワトリを集め一斉に鳴かせます。ニワトリが鳴くと太陽が昇ることから、太陽神である天照大神が出現することを狙ったものでした。しかし、天照大神は石屋戸から出てきません。

 次に、鏡と勾玉を作らせ、鹿の骨、榊、勾玉、鏡、綿、麻をお供え物として、神楽が始まります。 芸能の神様とも言われる、天宇受売命(アメノウズメノミコト)が踊ります。岩戸の前に桶を伏せて踏み鳴らし、神憑りして胸をさらけ出し、裳の紐を陰部までおし下げて踊りました。すると、高天原がどよめき八百万の神がどっと笑ったのです。

 これを聞いた天照大神は、不審に思い岩戸の扉を少し開け「自分が岩戸に篭って闇になっているのに、なぜ、天宇受売命は楽しそうに舞い、八百万の神は笑っているのか」と問います。

 天宇受売命は「貴方様より尊い神がいらっしゃいます。それゆえに、我々は喜び、笑い、舞っているのです。」と言います。そこで差し出された鏡に映る天照大神を見て、自分以外にも太陽の神がいると勘違いしてしまいます。

 そして外を覗こうとした天照大神の手をつかんで外へ引き出し、元いた石屋戸にしめ縄を張って二度と戻れないようにしました。
 これが起源となり、しめ縄は神の領域と現世とを隔てる結界の役割を今でも果たしています。しめ縄って、そんな役割があったのですね。知らなかったです。

 それにしても、引きこもってしまった天照大神を、”祭り”をして外に出させようと決めた思金神はさすがです。天照大神はじめ神様も、集まって楽しく騒ぐのが好きだということをわかっていたんでしょうか。

 ということは人間も同じく、みんなで集まって何か楽しいことをしていることが伝われば、興味の無い人達も集まってくるということになりますね。神様も楽しいことが好きなのだから、きっと人間もそうなのでしょう。

 今回の神話からのメッセージは、私の好きな本をご紹介します。

古事記の中にある「天岩戸(あまのいわと)開き」という話の中に、神様の性質が隠されています。

・・・中略・・・

 この物語では、天照大神は、「泣いてもわめいてもお願いしても、聞いてくれない」ということを教えています。単なる神話だと思う方もいると思いますが、私にはそうとは思えないのです。

物語をとおし「神様を動かすには、お願いごとをしても駄目なんだ」ということを、私たちに教えて下さっているように思えました。「自分の人生が思いどおりにいかず、辛いので何とかして下さい」と言っても、神様は聞いてくれません。

「面白がること」「楽しむこと」「幸せに過ごすこと」こそが、神様を動かすために有効な手段らしいのです。
「人生が面白くて、楽しくて、恵まれているものがたくさんあって、とても幸せです。神様ありがとう」と言っていると、神様は、「本質がわかったんだな」と思い、もっと味方になってあげようと、と考えるようです。

もしかすると神様はとことん不公平なのかもしれません。
というのは、悲しがって辛い辛いと言っている人には、何の関心もない。神様に、愚痴や泣き言をいくらぶつけたとしても、聞く耳を持ちません。

これは、私たちの生活の中で神様を味方につけるための、非常に重要なポイントです。

小林正観さん “無敵の生きかた みんなが味方になる” より引用~

「辛い、悲しい、助けて神様!」と言うよりも、目の前のことに感謝して楽しみを見つけている方が、神様は応援してくれるというところが気に入っています。どんなことにでも表裏一体、辛いことの裏には楽しみ喜びがあります。どっちにフォーカスして日々暮らしているか、ということを教えてくれているように思うのです。日々いろいろありますが、なるべくなら楽しいところを見つけて生きていきたいものですね。

 ところで、会場となるサンシャインホールで、神話の勉強会っていう札が作られていました。嬉しい!!こちらのスタッフの方々は、最初からこの神話の勉強会に、好意的に接して下さってたんですよね。

 この勉強会の会場を探していたときに、「国生みの淡路島で神話の勉強会をしたいんです。島外から参加される方が多いから、このサンシャインホールは便利ですよね。」いきなり入っていって質問してしまいました。
「神話の勉強会、素晴らしいですね。三宮からバスで1時間くらいだし、到着する東浦バスターミナルからここまでは徒歩で来れるよ。車で来ても駐車場無料だよ。」と、ものすごく丁寧に教えて下さいました。そのときは移住して3ヶ月ほどしか経っておらず土地勘も全くなかったので、とてもありがたかったです。

 今回も帰りにもちょっとサンシャインホールの事務長さんと話してたら、「天宇受売命(アメノウズメノミコト)がストリッパーの原型だとも言われてるよ」なんて小ネタも教えてもらいました。確かにどんどん露出度がアップして、八百万の神が大笑いした、なんていうところもありました。今に続くいろんな事が、古事記にはたくさんあるんですよね。

 次回は、4月15日㈯ です。須佐之男命(スサノオノミコト)が降り立った出雲の国でのヤマタノオロチのお話です。ここも有名ですね。今に続くどんなメッセージが隠されているのでしょうか。ぜひ一緒に知ってみましょう。

今までのレポートはこちらです。
・第1章:和の心を学ぶには、まず気づくことから
・第2章:神話から真実を知る
・第3章:他人の心を、神様もわからないのが面白い。

 もっと日本のことを知ると、日本人ってすごい!日本を選んで産まれてきた自分ってやっぱりすごい!! と自信を持てると思うんです。神話や歴史を知らないのは、根無し草のように感じます。ルーツを知って、大地に根を張り生きていきましょう。途中からでも単発でもご参加いただけます。

ライン

【和の心~神話からのメッセージ~】の詳細は、こちら↓

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3月23日(木) 満席

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● 茶言葉セッション 
3月31日(水)

● 神話からのメッセージ 
4月15日(土)

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