調味料選びから考える、食と心の捉え方 ②

  ダシ料理研究家が選ぶ調味料 として、たくさんある調味料の中からどれを選べば良いのか?と迷いまくっているママさんの役に立てたら良いなと思い立ち、私の使っている調味料を紹介してみることにしました。なかなか好評いただいております。

 ・調味料選びから考える、食と心の捉え方② です。
 
 ・調味料選びから考える、食と心の捉え方① はこちら。
 
 ご自分の良いと思ったものを選ぶ時の心の捉え方の参考になれたら嬉しいです。

ライン

2)調味料選び「何を基準に選ぶ?」

 私が調味料を選ぶ基本としているのは、なるべく素材だけで作られている調味料を選びます。

 塩、砂糖、油、酢、みりん、酒、醤油、味噌、トマトケチャップ、ソース、マヨネーズ・・・ よく使う調味料ってこのくらいでしょうか? 塩・砂糖・油をベースに、米・大豆・麹菌・素材を上手に活用し、昔の人々は家で作っていたものがほとんだと思います。

 偉そうに言ってみるものの、私が上記で作ってるのは味噌だけですね。醤油は断念したし(笑)、いつか米麹には挑戦してみます。

 調味料の作り方はレッスン中にもお話していますし、様々なところで紹介しているのでまたご覧になってもらえたらと思いますが、調味料を作るのって、とにかく大変なんです。何日も浸けていたり干してみたり、何週間、それこそ数ヶ月、年単位で熟成させるものもあります。家で作れないこともないけど、それだけで料理に使う時間が終わっちゃいます。それは困るので、この大変さを他にお願いする、と言うイメージです。

 だから私の選ぶ基準は、もしこの調味料を家で作るのなら? という想いで調味料を探します。

 本来なら素材を使うところ、コストを下げるため・保存期間を長くするため・添加物を補うということもあります。これも私たち消費者が、安い・美味いを求めた結果です。今の販売されているものが安すぎるんですよね。それに慣れてるから高いって思うんです。

 こちらは、江戸時代と現代の物価の違いというのをまとめたものです。今の日本の食文化は、完成されたのが江戸時代だと言われています。醤油、卵、味噌など今ではあり得ない物価です。

 【 江戸時代と現代の物価 】
江戸時代も初期から後期に掛けて変動があるので、あくまでも 大よその平均的価格です。
 
米は  1キロ   1100円
味噌は 100g  1000円以上
醤油は 1リットル 1500円以上
豆腐は 1丁     200円以上
傘は  1本    3000円以上
卵  10個    1650円以上
ところてんは    1000円以上
_________________
 
それが現代は・・・ 大よその全国平均
 
米は   1キロ   500円
味噌  100g    32円30銭 
醤油は 1リットル  268円
豆腐  1丁      48円
傘は  1本     500円以下
卵  10個     100円
ところてんは     150円以下
  
ちなみに江戸時代の 長屋の家賃は1万円くらいだったそうです。

【江戸時代と現代の物価】A seed facebookページより引用

ライン

 江戸時代の調味料などは、今の価格から比べてみても高く感じます。ですが、今のような不自然な添加物は入っていません。それこそ、素材だけで作られている調味料です。

 今も再現しているメーカーがあります。素材の美味しさを知ってしまった今は、もう戻れません。だから少々高くても選ぶ理由は、ずばり美味しいからです。

 だからこそ、何が入ってできているか?を見ています。そこで自然か?不自然か?がわかります。たくさん入っているものから順番に記載することが義務づけられています。

 オーガニック・国産のみ使用 というのもたくさん出回っていますね。素材にこだわるのなら良いに超したことは無いけど、ここは趣味の領域だととらえています。オーガニック・国産が必ずしも、安心安全で美味しいとは限らないからです。

 あとは、安心安全な素材を、どんな想いで選んでいるのか? が大切だと、この数年で思うようになりました。この話は、その①に書いています。

▶ 調味料選びから考える、食と心の捉え方 ①

 よく、買い物は投票だとも言われます。この商品をこの先もずっと、世に送り届け続けて欲しい、大切な人にもこれを味わって欲しい、自分も使い続けたい、そう願ってお買い物をするということは、この商品が好きです。応援します。という意味にも解釈できます。 自分が何を選んでいるか、買い物ひとつでいろいろ見えてきますね。

 毎日の食べるということは、私たちの心と身体を創る食を選ぶということです。

 だとしたら・・・
 

あなたはどんな基準で調味料を選びますか?

ライン

 何を選んで良いかわからない方、今まで選んできたものを確認したい方、変わりたい!と一念発起した方は、ぜひこちらもご覧下さい。いろんな調味料の選ぶ基準を解説しております。今後も随時増やしていきます。

▶ ダシ料理研究家が選ぶ調味料 ①塩
▶ ダシ料理研究家が選ぶ調味料 ②砂糖
▶ ダシ料理研究家が選ぶ調味料 ③醤油

ライン

 ご自身に合うものを一緒に選びたい!食生活を変えたいと言う方は、こちらのダシ素材&調味料買い出しツアーがオススメです。淡路島の煮干し・海藻類、調味料と同行します。カウンセリングもしています。

◎ ツシマミチコと行くダシ素材&調味料買い出しツアー 次回は10月23日(月)です。
 ▶レポートは こちら

ライン

 淡路島の新鮮な食材を一緒に料理して、ご自身の元気をチャージしたい方にはこちらがオススメです。

◎ 淡路島の食材でエネルギーチャージ!【食と心のマンツーマンレッスン】

ライン

ご感想やお問い合わせは、こちら↓

contact01

Continue Reading

調味料選びから考える、食と心の捉え方 ①

 ダシ料理研究家が選ぶ調味料 として、たくさんある調味料の中からどれを選べば良いのか?と迷いまくっているママさんの役に立てたら良いなと思い立ち、私の使っている調味料を紹介してみることにしました。なかなか好評いただいております。

 やはり、今の調味料を使う前は私も、右往左往しいろいろ失敗してきました。安さ・量を重視で選んでたのに、なんで急に高い方を?と、家族からの疑問もでました。

 今までと違うことをする時は、通過儀礼としてそういうことも多かろうと思います。その都度、自分はなぜこれを選ぶのか?と問いかけた結果です。

 ・調味料選びから考える、食と心の捉え方① です。

 ・調味料選びから考える、食と心の捉え方② はこちら。

 ご自分の良いと思ったものを選ぶ時の心の捉え方の参考になれたら嬉しいです。

ライン

1)調味料選びにつまづいたきっかけ。「高いからいいの?」

 そもそも、食に携わることが好きで、調味料や食材ずっと見てても飽きない事に加え、ルーツや根っこを知るのが好きです。
 だから、いろんな調味料を試しました。高くてもそんなに美味しいとは思えないものもありましたし、この調味料ならこのお値段当然でしょ、安すぎだわというものもありました。(当社比)

 結局いろいろ試してみて・・・

   

◎ 美味しいか・美味しくないか? 
 ◎ 自然か・不自然か?

に絞られ、値段に左右されることなく、自分の舌と感覚を信じるというところに行き着きました。

 ここに至るまでは、いろんな葛藤がでてきました。欲しいなー、でも高いなー。安い方にしようかな? それを表面化するかのごとく、家族からのクレームいえ、質問もあったりしました。

夫「これ高いやん。いつも使ってる調味料でええやん?」
私「どうしてもこれを使いたいねん」
夫「なんで?」
私「(考えて)・・・高い調味料を買うことは家族を大切にすることやねん」
夫「へ?」

 このやりとりのおかげで、値段が高いから良いものなんだ、と思い込んでた自分に気づきます。

ライン

 値段に左右されていたことに気づいた私は、一体どんな構成で作られているのかを知る必要があると思いました。

 1) それを知った上で、私自身この値段で納得できるのか、できないのか?
 → このおかげで、私の選び方はこうだ!という基準ができあがりました。
 
 2) その調味料を使うのにふさわしい自分だと、自分自身にOKを出せてるのかどうか?
 → きっと、これが一番大切なところなのかもしれません。私ごときが、そんな良いものを使う資格は無いってどっかで思ってたことにも気づいたんですよね。恐ろしい(゜Д゜)

 3) その調味料を買うとき、選ぶときに、どんな気持ちでいるのか?
 → ワクワクを優先するほうが長続きします。だって楽しいから。
これを選ぶと安全だ、よりも、この調味料だったらどんな料理になるのかな?の方が、毎日の料理は楽しくなりますよね。

ライン

 調味料選びから考える、食と心の捉え方 ② では、調味料の適正価格を一緒に考えてみます。

 
 何を選んで良いかわからない方、今まで選んできたものを確認したい方、変わりたい!と一念発起した方は、ぜひこちらもご覧下さい。いろんな調味料の選ぶ基準を解説しております。今後も随時増やしていきます。

▶ ダシ料理研究家が選ぶ調味料 ①塩
▶ ダシ料理研究家が選ぶ調味料 ②砂糖
▶ ダシ料理研究家が選ぶ調味料 ③醤油

ライン

 ご自身に合うものを一緒に選びたい!食生活を変えたいと言う方は、こちらのダシ素材&調味料買い出しツアーがオススメです。淡路島の煮干し・海藻類、調味料と同行します。カウンセリングもしています。

◎ ツシマミチコと行くダシ素材&調味料買い出しツアー 次回は10月23日(月)です。
 ▶レポートは こちら

ライン

 淡路島の新鮮な食材を一緒に料理して、ご自身の元気をチャージしたい方にはこちらがオススメです。

◎ 淡路島の食材でエネルギーチャージ!【食と心のマンツーマンレッスン】

ライン

ご感想やお問い合わせは、こちら↓

contact01

Continue Reading

上勝阿波晩茶祭りに行ってきました!

 9月30日開催の、徳島にある阿波晩茶のお祭りに行ってきました!!
▶リンク 第二回上勝晩茶祭り

 淡路島にある我が家と徳島って意外と近くて、神戸に出るより早いのですね。そんな油断もあって出る時間が遅くなり、徳島で寄り道したりでギリギリに着いちゃったけど、まだまだ熱気は残っておりました。

 ところで、“阿波晩茶” って知ってますか? 徳島県の那賀郡那賀町や勝浦郡上勝町(かみかつちょう)で作られている晩茶のことです。茶葉を摘んでから乳酸発酵させたお茶って、とても珍しいの。酸味のあるお茶です。初めて飲んだ時は衝撃的でビックリしたんだけど、これが意外と結構ハマるんですよね。

 ・阿波晩茶の栄養価がすごくてね。花粉症・糖尿病・便秘改善に効果があるそうです。
(参考:阿波番茶とは?
 
 ・中国茶の中でも有名なプーアル茶も同じ製法で作られています。
(参考:プーアール茶.com
 
 さすが、お茶は薬と言われただけのことはあるよね。

ライン

 さて会場では、7組の茶農家さんがずらっと並び、阿波晩茶の大試飲会がありました。同じ晩茶だけど、農家さんによって微妙に違う気がしました。


(阿波晩茶の製法も詳しく載ってました)

 今回の私のお楽しみ達はこちらです。

(1)阿波晩茶の本♡


(2)阿波晩茶入りアイス!!


(3)晩茶入りのビール!!
▶リンクkamikatz/カミカツビール あと、パクチー入りもあって衝撃的でした!!
 
(4)お気に入りだったのはこちらの阿波晩茶。
▶リンクみちこさんの阿波晩茶
阿波晩茶のこと、とってもわかりやすく解説くださってますよ。こちらのサイトおすすめ。(写真お借りしました)

 お名前が一緒で勝手に親近感を持つ私。お茶もさっぱりしてて美味しかったです。茎入りなのがいいのかなー。それに、とてもお肌が綺麗なみちこさんでした。阿波晩茶効果なんだろうーなって羨ましくもありましたw。

 10月17日の夜を愉しむ・大人のweb中国茶会では、こちらの阿波晩茶も用意しますよ。お楽しみに!

ライン

 ところでね、お茶を乳酸発酵させるってとても珍しいことなんだけど、お茶以外だと乳酸菌を含む食品はたくさんあります。

《乳酸菌を含む食品》
  ・かつお節
  ・醤油
  ・味噌
  ・ぬか漬け
  ・ヨーグルト
  ・キムチ など。

 いわゆる発酵食品ってやつですね。ダシとお茶って共通点あるんですよ。好きなことを突き詰めていくと、いろいろ繋がることがあってほんと面白いなって思います。

ライン

 今年の夏、徳島へ行ったとき、ある意味衝撃的なこのチラシをみつけ。どうしても行きたくて、子ども二人連れて車で運転して行ってきました。このチラシの方、めっちゃ勢いありません?元気そうな感じに引き込まれました。実際行ってみると、上勝町って小さい町だけど活気があって、個性的でオシャレなお店も多くて、なんかすごくまた行きたいと感じさせる町と人々でした。

 今回は、私だけが好きなことに子どもを連れて行く、とかなり自分の中ではすごいチャレンジでした。

 なぜなら、土日は自分だけの都合で動けない という前提が、私の中でずっとあったから。
だから、行きたいところにも行けない、もっと手が離れてからじゃ無いとできないって、やりたいことをしてなかった自分に気づいたんだよね。

 ほんまに無理?いやいやできるよ。子ども達も、私も楽しめるように、短時間ながらたくさん工夫できた。それがとても嬉しかったのでした。

 来年もまた楽しみにしています!!

 10月17日(火)にもまた詳しくレポートしますよ。

ライン

【夜を愉しむ・大人のweb中国茶会】の詳細は、こちら↓

詳細はコチラ

Continue Reading

淡路島へ移住して1年経過しました!

昨年の夏に大阪より淡路島へ移住し、あっという間の1年でした。ちょっと振り返ってみます。この台所から見える景色に一目惚れして借りた一軒家に住んで1年が経ちました。

日中は暑いけど、夜はクーラー無しで寝れるのに驚き、明け方の扇風機は寒くて消してみることに夏の幸せを感じています。

◎ 朝日が昇り、夕日が沈むのが家の中からわかる。
◎ 海にも山にも車でちょっと走ればすぐ行ける。
◎ 野菜やお米が淡路島産でだいたい揃う。新鮮。美味しい。
◎ 子どもがのびのびと暮らせている。

移住の目的はここでした。

自然の近くに身を置くことは、自分にある97%の無意識はとっても喜んでいました。あるがままの私に近づけたってね。だから日々の生活の中で気づきがたくさんあるということ。生かされていること、自分との対話に全ての答えがあるということも教えてもらいました。

でも、その反面、3%の意識はジタバタあがいていたこともこの1年とおしてよくわかりました。仕事内容も大幅に変えました。自分と向き合うことがメインで、結果的にそれが仕事にも繋がるような毎日です。このままのでいいの?って。だんだん不安になってきたりして。幸せになることの抵抗でもあったんだろうな。

知ってましたか?
成功すること・幸せになること、一番邪魔するのは、他人でも家族でも無い、自分自身です。

成功する・幸せになる、ということは、今までの自分を否定することになる。今までの環境が変わってしまう。そういう不安からの抵抗です。今のままでも十分幸せなのに、私ごときがさらに上回る幸せを求める価値があるのか?とかね。

書き出してみると、なんだこりゃ?って思えますが。
少なくとも、私にはこの思い込みがすごくありました。

この抵抗も、ジタバタしていることも、丸ごと自分自身です。だったらこの気づきこそが自分へのギフトであり、淡路島へ移住したからこその気づきだったんだと思えます。

あるがままの私にだんだん近づいてきているんですね、きっとね。

今でも読まれる人気記事です。移住を決めた理由もこちらに書いています。移住を考えておられる方にも役だったら嬉しいです。

▶私がなぜ淡路島へ移住したのか?その1

私が、なぜ淡路島に移住したのか?その1

 

 

▶私がなぜ淡路島へ移住したのか?その2

私が、なぜ淡路島に移住したのか?その2

 

 

▶淡路島へ移住して2年が経過して感じたこと

淡路島へ移住して2年が経過しました!

ライン

個人的なご質問はこちらへ

■line@ 登録してね(・∀・)

写真をクリックすると登録できます。

ID → https://line.me/R/ti/p/@546vyrlw

Continue Reading

ダシ料理研究家が選ぶ調味料 ③醤油

 比較的安価で、美味しいと思うもの、かつ、使われてる素材がシンプルなものを選んでいます。今回エントリーしている調味料は、今の私にとっての正解です。皆さんの日々の調味料選びの参考にしてもらえたら嬉しいです。

さて、ダシ料理研究家が選ぶ調味料 塩・砂糖と続き、今回は醤油です。

▶ ダシ料理研究家が選ぶ調味料 ①塩
▶ ダシ料理研究家が選ぶ調味料 ②砂糖

 そもそも、醤油ってどんな材料で、どのように作られているかご存じでしょうか。
小麦・大豆・塩・水を混ぜ合わせ、熟成させます。

 味噌を作った事のある方は、重しをしたときに出てくる水分があるのをご存じでしょうか? あれが醤(ひしお)と言って、醤油の原型なんだそうです。だから捨てずに使ってね。

 2年ほど前ですが、醤油を作ったことがあります。最初の1ヶ月は1週間に一度かき混ぜ、3ヶ月後には1週間に一度かき混ぜます。

 簡易的に、大豆こうじと小麦こうじを合わせています。それでも食べられるようになるまで1年!(゜Д゜)
どうしても味噌と比較してしまうんだけど、味噌は作ったら基本ほったらかし。それでも、味噌の半年も長いなーと思うのに、醤油の1年は長い・・・。それだけ手をかけて作られてるんですよね。ありがたや。

 そんな経験を経て、あまりの大変さに市販されている醤油をありがたく使わせていただくことにしました。そこで醤油の種類を改めて勉強し出すわけです。

皆さんも、醤油っていろいろあってどれを選んでいいか迷いませんか? JAS規格で決められてるだけでも6種もあるんですよ。

・濃口醤油
・薄口醤油
・再仕込み醤油
・生醤油
・白醤油
・その他の醤油(ポン酢)(万能ダシなど)
ここの6種の違いは、気が向いたら別の記事で紹介しますね。

良くご質問をいただくことをまとめてみました。

 ◎ 醤油の効果は?
“消臭効果”、”加熱効果”、”静菌効果”、”対比効果”、”抑制効果”、”相乗効果”など、数多くの効用があります。

 ◎ 保管方法は? 
特に夏場は開封したら、冷蔵庫で保管します。

 ◎ もし賞味期限が切れてしまったら? 
加熱して使えます。風味は減るかもしれませんが、醤油はもともと保存食ですから使えますよ。もちろん使う前にご自身で確認してみて下さいね。

 こちらは、醤油の熟成でクラシックを聴かせておられる、竹岡醤油さんでの醤油絞り体験のときのこと。娘、がんばって醤油を入れています。

 こちらの醤油は生醤油です。火入れをしていないので、醤油の香りや味がとてもまろやか。お刺身にぴったりです。

ライン
 
 さて、いよいよ本題です。今、私の使っている醤油は冒頭の写真にあるこちらの濃口醤油です。フンドーキン丸大豆生醤油です。

 小豆島で醤油桶まで手作りされているヤマロク醤油さんの醤油をオススメしたいところですが、、お財布の寂しい時、万能ダシやポン酢など加工する場合は、こちらのフンドーキン丸大豆生醤油とで使い分けています。(あ、お財布が寂しいってバラしてしまったw)

 このヤマロク醤油さんの木桶職人復活プロジェクトはぜひ読んでもらいたいです。日本の食についての伝統文化・常在菌と桶とがとっても関係しています。きっと応援したくなるはずです。自分に余裕があるときに買って応援していきましょう!!

 どの醤油を使うにしても、チェックするポイントは、醤油の素材そのものので構成されている醤油かどうか。その目線でなら、他のメーカーさんの醤油も使います。キッコーマンの丸大豆醤油だとわりと手に入りやすいかも。

 醤油はどんな素材で作られているか? もう覚えましたね。 小麦・大豆・塩ですよ。これ以外の記載があるものは何か添加している可能性があります。

 あとチェックしているのは、醤油の製法の違いです。私は、本醸造 と記載のあるものを選んでいます。

 何がどう違うのか?
アミノ酸が添加されているかどうかです。 本来の濃口醤油は、1年かけて熟成されていくうちに徐々にアミノ酸(うま味成分)が作られていきます。人工的にアミノ酸を添加する理由としては、おそらく早く商品化したいんだろうな。本醸造と記載の無い醤油は人工的なアミノ酸を添加している醤油となります。価格も驚くほど安いです。

 ややこしくなりましたが、流通している醤油の約80%がこの本醸造の醤油なので、手に入りやすいと思います。

 本醸造でも、使っている大豆の違いによっても変わります。脱脂加工大豆か、丸大豆かですね。違いは、絞りかすの大豆か、丸のままの大豆かの違いです。脱脂加工大豆の方が価格は安いと思います。お財布と味覚と相談して、いろいろ試してみて下さいね。

ライン

ご感想やお問い合わせは、こちら↓

contact01

【開講予定の講座はこちら】

● 茶言葉グループワーク
7月23日(日)

● ダシCafe 今さら聞けないダシの引き方体験教室
7月24日(月)

●  夜を愉しむweb中国茶会
7月28日(金)

● 和の心・神話からのメッセージ 
8月19日(土)

● ツシマミチコと行くダシ素材&調味料買い出しツアー
8月26日(土)

● 講師・セラピストさん限定:貴女だからできる事を知ろう
9月開講予定

Continue Reading